福島県いわき市平谷川瀬字三十九町８５番２外(いわき駅・内郷駅エリア)の不動産鑑定評価書(2017年01月01日地価公示)


68,700円

2017年01月01日に行った福島県いわき市平谷川瀬字三十九町８５番２外(福島県いわき市(平南部第二２２街区２２−４))の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を68,700円/㎡としました。

福島県いわき市平谷川瀬字三十九町８５番２外の地価推移のグラフ

不動産鑑定結果

調査基準日2017年01月01日
所在及び地番福島県いわき市平谷川瀬字三十九町８５番２外
住居表示(平南部第二２２街区２２−４)
価格68,700円/㎡
交通施設、距離いわき、1,400m
地積421㎡
形状(1.0:1.5)
利用区分、構造建物などの敷地、W(木造)2F
利用現況住宅
給排水等状況ガス・水道・下水
周辺の土地の利用現況一般住宅、事務所、アパートが混在する住宅地域
前面道路の状況北10.0m市道
その他の接面道路 
用途区分、高度地区、防火・準防火第一種住居地域
建ぺい率、容積率60(%),200(%)
都市計画区域区分市街化区域
森林法、公園法、自然環境等 

齋藤和彦氏による調査レポート

不動産鑑定士齋藤和彦
価格68,500円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因画地規模は比較的大きいが利便性の良好な地域で、移転需要により顕著に地価上昇した。同需要は減少しているが周辺では一部に高値取引も見られる。
市場の特性同一需給圏は、市中部の平地区中心部及びその周辺の住宅地域一円で、中でも平地区中心部の利便性の高い地域との代替性が高い。需要者は、原発事故前は市内居住者が中心で、総額が嵩むことから需要層は限られていたが、移転需要を受けて顕著に地価上昇した。同需要は減少しているが、近時も一部に高値取引が見られる。土地は330㎡程度で2，200万円前後、新築の戸建物件は敷地規模等にもよるが3，500万円前後が需要の中心価格帯である。
一般的要因東電原発事故に起因する移転需要は減少。同事故前からの市内居住者が需要者の中心に。住宅着工戸数も減少傾向であるが同事故前に比べ依然高水準。

吉村英博氏による調査レポート

不動産鑑定士吉村英博
価格68,800円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因成熟した住宅地域で格別の変動要因はないが、周辺地域への移転需要の拡大により取引価格は上昇した。
市場の特性同一需給圏はいわき駅を最寄駅とするいわき市中部の住宅地域。需用者の中心は、同一需給圏の居住者が中心だが、市内の住宅地としては域外からの転入も見られる地域である。区画整理もほぼ完了しSCにも近いなど、利便性の優れた住宅地であることから、手頃な物件が出た場合の市場滞留時間は比較的短い。土地は1800万円、戸建住宅の場合3500万円程度が需要の中心であるが、震災後、被災地からの移転需要により上昇している。
一般的要因移転需要の拡大により市内全域で住宅地が不足していたが概ね解消され、宅地需要の主体は市内在住者に移りつつある。

環境情報

地形・地質

三角州性低地

河川の土砂が河口付近に堆積して形成された平野部分であり、長期スパンで見れば洪水の被害に合うリスクの高い地域である。 また、地震に対する地盤の強度も十分ではない。 農業用地として優れているが居住には耐えない。 このような土地を開発してリスクを十分に説明せずに居住用に販売する会社が存在することは嘆かわしいことである。

「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」：2点(5点満点中)

土地利用・植生宅地
黄砂エアロゾルPM10の飛散は国内においては比較的少ない。PM2.5の飛散については特に少ないというわけでは無いため対策が必要。
緯度・軽度東経 37度0568382
北緯 140度8947669

参考：該当物件周辺マップ

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参考：近隣駅の地価相場

いわき駅(地価相場 65,750円/㎡)内郷駅(地価相場 46,000円/㎡)赤井駅(地価相場 55,900円/㎡)

引用

国土交通省鑑定評価書
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