福島県いわき市平字杉平21番32(いわき駅・赤井駅エリア)の不動産鑑定評価書(2016年01月01日地価公示)


53,800円

2016年01月01日に行った福島県いわき市平字杉平21番32の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を53,800円/㎡としました。

福島県いわき市平字杉平21番32の地価推移のグラフ

不動産鑑定結果

調査基準日2016年01月01日
所在及び地番福島県いわき市平字杉平21番32
住居表示 
価格53,800円/㎡
交通施設、距離いわき、760m
地積283㎡
形状(1.2:1.0)
利用区分、構造建物などの敷地、W(木造)2F
利用現況住宅
給排水等状況ガス・水道・下水
周辺の土地の利用現況一般住宅の中にアパートが見られる住宅地域
前面道路の状況西6.0m市道
その他の接面道路三方路
用途区分、高度地区、防火・準防火第一種住居地域
建ぺい率、容積率60(%),200(%)
都市計画区域区分市街化区域
森林法、公園法、自然環境等 

吉村英博氏による調査レポート

不動産鑑定士吉村英博
価格53,500円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因中心部に近く歴史のある住宅地域なので一定の需要は期待できるが、街路条件等が劣り、周辺の新しい住宅地に比べ選好性は低下している。
市場の特性同一需給圏は、いわき市中部の概ねいわき駅を最寄駅とする住宅地域。需要者は圏内の居住者及び勤務者が中心である。近隣地域は中心部に近い旧来からの住宅地域で、歴史のある教育施設等が近傍に所在することから、底堅い需要を期待できるものの、周辺地域に居住環境の良好な住宅地が多数造られてきたことから、やや選好性に陰りがみられる。土地は280㎡程度で1500万円前後、戸建住宅で3500万円程度が需要の中心であるが、震災後上昇している。
一般的要因移転需要の拡大により市内全域で住宅地が不足していたが、徐々に解消されつつある。

小野博氏による調査レポート

不動産鑑定士小野博
価格54,000円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因移転需要による宅地の供給不足が続いているが、当該地域は古くからの住宅地域であり、他地域に比較すると地価の上昇は緩やかである。
市場の特性同一需給圏は、JRいわき駅を最寄り駅とする平地区の住宅地域及び周辺の住宅団地等。旧来からの住宅地域で主たる需要者は同一需給圏内の居住者が多く、市外からの転入者は比較的少ない。いわき市内でも品等に優れる住宅地域で安定した需要があり、移転需要の影響もあって需給は強含みの状況が続いている。土地は280㎡程度で1,500万円前後、戸建ての新築住宅では3,500万円前後が需要の中心価格帯となる。
一般的要因移転需要はピークを越えたものの、依然として継続しており、宅地の供給不足から地価の上昇が続いている。

環境情報

地形・地質

砂礫台地

砂礫・岩質の土質でできた起伏の少ない地形のことである。土地開発は容易であり、造成地の地質は比較的強固である。

「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」:3点(5点満点中)

三角州性低地

河川の土砂が河口付近に堆積して形成された平野部分であり、長期スパンで見れば洪水の被害に合うリスクの高い地域である。 また、地震に対する地盤の強度も十分ではない。 農業用地として優れているが居住には耐えない。 このような土地を開発してリスクを十分に説明せずに居住用に販売する会社が存在することは嘆かわしいことである。

「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」:2点(5点満点中)

土地利用・植生宅地
黄砂エアロゾルPM10の飛散は国内においては比較的少ない。PM2.5の飛散については特に少ないというわけでは無いため対策が必要。
緯度・軽度東経 37度0610568
北緯 140度8876317

参考:該当物件周辺マップ

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参考:近隣駅の地価相場

いわき駅(地価相場 65,750円/㎡)赤井駅(地価相場 55,900円/㎡)

引用

国土交通省鑑定評価書
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