東京都世田谷区経堂1丁目36番21(経堂駅・千歳船橋駅エリア)の不動産鑑定評価書(2016年01月01日地価公示)


809,000円

2016年01月01日に行った東京都世田谷区経堂1丁目36番21(東京都世田谷区経堂1−12−8)の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を809,000円/㎡としました。

東京都世田谷区経堂1丁目36番21の地価推移のグラフ

不動産鑑定結果

調査基準日2016年01月01日
所在及び地番東京都世田谷区経堂1丁目36番21
住居表示経堂1−12−8
価格809,000円/㎡
交通施設、距離経堂、140m
地積99㎡
形状(1.0:2.0)
利用区分、構造建物などの敷地、S(鉄骨造)4F
利用現況店舗、診療所兼住宅
給排水等状況ガス・水道・下水
周辺の土地の利用現況小売店舗、飲食店が建ち並ぶ駅前の商業地域
前面道路の状況北西5.2m区道
その他の接面道路 
用途区分、高度地区、防火・準防火近隣商業地域、防火地域
建ぺい率、容積率80(%),300(%)
都市計画区域区分市街化区域
森林法、公園法、自然環境等 

角田健一郎氏による調査レポート

不動産鑑定士角田健一郎
価格810,000円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因繁華性を上昇させる変動要因は特に見当たらないが、農大通り沿いで経堂駅至近という接近条件等の優位性から地価は安定的で幾分の上昇傾向にある。
市場の特性同一需給圏は小田急線を中心に区内私鉄沿線に展開する近隣商業地域と把握される。需要者は法人・個人事業者(飲食・小売業等)及び不動産業者等が中心である。地域は経堂地区では駅前に次ぐ繁華性を有する農大通り沿いに小店舗、店舗兼共同住宅が混在する商店街であり、売上等は未だ厳しい状況にあるものの小規模物件が多く総額的には値頃感があること等から需要は比較的堅調であると思料される。土地は総額7000万円∼9000万円が中心価格帯と思料。
一般的要因商業地の価格は昨年に比べ上昇幅にやや拡大が見られるが、賃料水準は概ね横ばいで推移しており取引利回りの低下傾向が続いている。

進藤俊二氏による調査レポート

不動産鑑定士進藤俊二
価格808,000円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因既存の近隣商業地域で、地域要因に特段の変動等はない。景気動向を背景として土地需要は堅調で、地価は上昇傾向で推移している。
地域要因の将来予測近隣地域は中層の店舗兼共同住宅、飲食店等が建ち並ぶ近隣商業地域である。地域に変動をもたらす特段の要因等も見当たらず、しばらくは現状の商店街として推移するものと思われる。
市場の特性同一需給圏は、小田急線をはじめとした私鉄沿線の既存の近隣商業地域である。日用品等の物販、飲食店をはじめ近隣居住者等を対象として、商圏はさほど広くないが、経堂駅周辺での繁華性は比較的高い。主たる需要者は、地縁選好性の強い個人事業者、自己利用目的の法人等である。景気動向を背景に、取引数は少ないが、相応の引き合いがあり地価は堅調な傾向を示している。取引の価格帯は物件ごとに幅があるが、土地30坪程度で7千万∼9千万円程度である。
一般的要因景気は、企業収益の回復、所得環境の改善傾向等により、緩やかな回復基調が続いている。物価も底堅く推移しているが、海外要因による懸念もある。

環境情報

地形・地質

火山灰台地

火山灰土に覆われた起伏の少ない地形のことである。土地開発は容易であり、造成地の地盤は一般的利用に耐えるものである。

「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」:3点(5点満点中)

土地利用・植生宅地
黄砂エアロゾルPM10の飛散は国内においては比較的少ない。PM2.5の飛散については特に少ないというわけでは無いため対策が必要。
緯度・軽度東経 35度6500298
北緯 139度6369734

参考:該当物件周辺マップ

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参考:近隣駅の地価相場

経堂駅(地価相場 537,000円/㎡)千歳船橋駅(地価相場 548,000円/㎡)宮の坂駅(地価相場 556,500円/㎡)上町駅(地価相場 607,000円/㎡)豪徳寺駅(地価相場 551,000円/㎡)松原駅(地価相場 537,000円/㎡)

引用

国土交通省鑑定評価書
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