福島県いわき市湘南台1丁目2番16の不動産鑑定評価書(2016年01月01日地価公示)


47,800円

2016年01月01日に行った福島県いわき市湘南台1丁目2番16の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を47,800円/㎡としました。

福島県いわき市湘南台1丁目2番16の地価推移のグラフ

不動産鑑定結果

調査基準日2016年01月01日
所在及び地番福島県いわき市湘南台1丁目2番16
住居表示 
価格47,800円/㎡
交通施設、距離泉、6,200m
地積262㎡
形状(1.0:1.2)
利用区分、構造建物などの敷地、W(木造)2F
利用現況住宅
給排水等状況ガス・水道・下水
周辺の土地の利用現況中規模一般住宅が建ち並ぶ高台の住宅地域
前面道路の状況南6.0m市道
その他の接面道路 
用途区分、高度地区、防火・準防火第一種低層住居専用地域
建ぺい率、容積率50(%),80(%)
都市計画区域区分市街化区域
森林法、公園法、自然環境等 

吉村英博氏による調査レポート

不動産鑑定士吉村英博
価格47,500円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因市街地中心部に近い比較的品等の高い住宅団地で、空き地も残ることから、移転需要の受け皿となっている。
地域要因の将来予測郊外の住宅団地として概ね熟成しており、良好な住環境が維持されると予測する。被災地からの移転需要が拡大し、地価水準は上昇したが、需要の鈍化により今後は沈静化して行くと見られる。
市場の特性同一需給圏は小名浜地区を中心とするいわき市中部の住宅地域。周辺に港湾関係施設や多数の工業団地が立地し、これら域内の企業への勤務者が需要者の中心となっているが、大規模住宅団地や区画整理地については域外からの需要も見られる。土地は1500万円程度、新築の戸建住宅は3000∼3500万円が取引の中心であるが、震災後の移転需要の拡大により、価格水準は上昇した。
一般的要因移転需要の拡大により市内全域で住宅地が不足していたが、徐々に解消されつつある。

江尻久壽氏による調査レポート

不動産鑑定士江尻久壽
価格48,000円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因物件が乏しくなり、幹線沿いの事業所等で廃業後建物付きで放置されていた物件も活用されている。
地域要因の将来予測大津波後、小名浜の中心市街地に近い高台の閑静な団地として需要がある。物件は乏しい。地価は小幅な上昇と予測する。
市場の特性同一需給圏は小名浜市街地及び周辺の住宅地域等。需要者の中心は主に周辺居住者、通勤者、地縁等を有する者である。双葉郡からは遠い。常磐道IC、泉駅、国道6号線バイパスのいずれからも遠いが、物件が乏しいので、避難者の需要も見込める。土地は1,200万円∼1,500万円程度、新築の戸建で3,000万円∼3,500万円程度を中心に取引が行われている。
一般的要因海岸沿いは防波堤の嵩上げ工事、防災緑地整備工事等が進捗中。

環境情報

地形・地質

半固結・固結堆積物

不均質かつ未固結な土塊類(あるいは岩塊類)から構成されルーズな土地、斜面はしばしば土砂災害の原因となる。

三角州性低地

河川の土砂が河口付近に堆積して形成された平野部分であり、長期スパンで見れば洪水の被害に合うリスクの高い地域である。 また、地震に対する地盤の強度も十分ではない。 農業用地として優れているが居住には耐えない。 このような土地を開発してリスクを十分に説明せずに居住用に販売する会社が存在することは嘆かわしいことである。

「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」:2点(5点満点中)

土地利用・植生宅地
黄砂エアロゾルPM10の飛散は国内においては比較的少ない。PM2.5の飛散については特に少ないというわけでは無いため対策が必要。
緯度・軽度東経 36度9612431
北緯 140度9129346

参考:該当物件周辺マップ

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参考:近隣駅の地価相場

引用

国土交通省鑑定評価書
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