岩手県久慈市十八日町２丁目２６番(久慈駅・陸中夏井駅エリア)の不動産鑑定評価書(2017年01月01日地価公示)


31,600円

2017年01月01日に行った岩手県久慈市十八日町２丁目２６番の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を31,600円/㎡としました。

岩手県久慈市十八日町２丁目２６番の地価推移のグラフ

不動産鑑定結果

調査基準日2017年01月01日
所在及び地番岩手県久慈市十八日町２丁目２６番
住居表示 
価格31,600円/㎡
交通施設、距離久慈、630m
地積199㎡
形状(1.0:1.0)
利用区分、構造建物などの敷地、W(木造)2F
利用現況住宅
給排水等状況ガス・水道・下水
周辺の土地の利用現況一般住宅、アパート等が混在する既成住宅地域
前面道路の状況北西4.0m市道
その他の接面道路 
用途区分、高度地区、防火・準防火第一種住居地域、準防火地域
建ぺい率、容積率60(%),200(%)
都市計画区域区分(都)都市計画区域
森林法、公園法、自然環境等 

佐藤真氏による調査レポート

不動産鑑定士佐藤真
価格31,700円/㎡
個別的要因中庸的な画地で選好性は概ね維持されている。
地域要因中心市街地に近接した住宅地域で地域要因に顕著な変動は見られないため、当面現状の傾向で推移するものと予測される。
地域要因の将来予測久慈市における中心商業地背後の住宅地域。平成28年に発生した台風10号の影響は限定的であり現状で地域要因に顕著な変動は無く、観光客の劇的増加も一段落し、当面現状の傾向で推移するものと予測される。
市場の特性同一需給圏は久慈市中心市街地の住宅地域一円として把握される。需要者は市内に居住、通勤する勤労者等が中心である。不動産市場は震災後は一時、取引にやや活発化の傾向を示したが現在は落ち着いている。基本的に需要は引続き低水準でこれが地価水準に影響を与えている。土地価格は200㎡で600万円∼650万円前後が中心で、これに建物新築費を加算して1700万円∼2100万円程度が中心価格帯である。
一般的要因久慈市は一時、観光客の増加傾向が見られたが、地域経済の低迷を脱却するには至っていない。台風10号の地価に及ぼす影響は限定的である。

中井孝氏による調査レポート

不動産鑑定士中井孝
価格31,400円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因久慈市の中心市街地周辺に位置する既成の住宅地域であることから、従前より他地域に比して地価水準が高く、宅地の供給も限定的である。
地域要因の将来予測近隣地域は昨年8月の台風10号により浸水被害を受けており、それ以前までの需要は弱含み、地価は下落基調で推移していたことから、当該被災が今後の不動産取引にどのように影響していくか注視する必要がある。
市場の特性同一需給圏は久慈市の中心市街地及びその周辺に位置する住宅地域で、需要者は市内居住者及び通勤者が中心である。昨年前半までは震災前と同様の市場環境に収斂しつつあったが、8月の台風10号により久慈市内の各所が被災し、それが今後の不動産取引にどのような影響を及ぼすか注意深く見守る必要がある。現状における需要の中心となる価格帯（総額）は、土地が200㎡前後で600∼650万円程度、新築戸建住宅では2，000万円前後と推定される。
一般的要因久慈市内では震災前と同様の不動産市場に収斂しつつあったが、8月の台風10号により各所が被災したことから、今後への影響が懸念される。

環境情報

地形・地質

砂礫台地

砂礫・岩質の土質でできた起伏の少ない地形のことである。土地開発は容易であり、造成地の地質は比較的強固である。

「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」：3点(5点満点中)

土地利用・植生宅地
黄砂エアロゾルPM10の飛散は国内においては比較的少ない。PM2.5の飛散については特に少ないというわけでは無いため対策が必要。
緯度・軽度東経 40度1908409
北緯 141度764147

参考：該当物件周辺マップ

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参考：近隣駅の地価相場

久慈駅(地価相場 27,600円/㎡)陸中夏井駅(地価相場 31,600円/㎡)

引用

国土交通省鑑定評価書
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