高知県高知市高須新町２丁目１１１８番１外(介良通駅・知寄町三丁目駅エリア)の不動産鑑定評価書(2016年01月01日地価公示)
97,000円
2016年01月01日に行った高知県高知市高須新町２丁目１１１８番１外(高知県高知市高須新町２−１１−１８)の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を97,000円/㎡としました。
不動産鑑定結果
| 調査基準日 | 2016年01月01日 |
|---|---|
| 所在及び地番 | 高知県高知市高須新町２丁目１１１８番１外 |
| 住居表示 | 高須新町２−１１−１８ |
| 価格 | 97,000円/㎡ |
| 交通施設、距離 | 高知、4,400m |
| 地積 | 181㎡ |
| 形状 | (1.5:1.0) |
| 利用区分、構造 | 建物などの敷地、W(木造)2F |
| 利用現況 | 住宅 |
| 給排水等状況 | ガス・水道・下水 |
| 周辺の土地の利用現況 | 一般住宅、アパート等が混在する住宅地域 |
| 前面道路の状況 | 南6.0m市道 |
| その他の接面道路 | |
| 用途区分、高度地区、防火・準防火 | 第一種住居地域 |
| 建ぺい率、容積率 | 60(%),200(%) |
| 都市計画区域区分 | 市街化区域 |
| 森林法、公園法、自然環境等 |
濵田英資氏による調査レポート
| 不動産鑑定士 | 濵田英資 |
|---|---|
| 価格 | 97,000円/㎡ |
| 個別的要因 | 特に変動は認められない。 |
| 地域要因 | 幹線道路背後の熟成度の高い住宅地域で、不況や津波懸念等により地価下落が続いているが、下落幅は縮小傾向にある。 |
| 地域要因の将来予測 | 近隣地域は高知市郊外、幹線道路背後の利便性の高い住宅地域であり、当該地域要因に変化はないものと予想される。津波懸念等により地価は引き続き下落基調で推移するが、下落率は縮小していくものと思われる。 |
| 市場の特性 | 同一需給圏は、高知市東部郊外の住宅地域一円であると判断した。近隣地域は幹線道路背後、電車利用も可能な利便性が高く住環境も良好な住宅地域であるが、低迷が続く地域経済の情勢や、地震の際の津波被害への懸念等から、地価は下落基調で推移している。地価水準の高さ等から収益目的の取引は少なく、典型的な需要者としては、自用目的の個人等が想定される。地価水準は坪あたり30∼35万円程度。 |
| 一般的要因 | 津波懸念の価格への織り込みや、アベノミクスの効果等により、地価は下落基調ながら、下落率は縮小している。 |
森澤博之氏による調査レポート
| 不動産鑑定士 | 森澤博之 |
|---|---|
| 価格 | 97,000円/㎡ |
| 個別的要因 | 特にない。 |
| 地域要因 | 住環境、利便性の高い住宅地であるが、地震による津波被害が懸念される地域であり、地価は下落傾向が続いている。 |
| 地域要因の将来予測 | 高知市東部郊外の区画整然とした利便性の高い住宅地域であり、特段の変動要因は認められないが、地震による津波被害の懸念等により、地価は下落傾向で推移している。 |
| 市場の特性 | 同一需給圏の範囲は、高知市東部郊外の住宅地域一円であり、特に高須新町、葛島地区につき代替性が高い。地域は区画整然とした住環境、利便性ともに良好な地域であり、戸建住宅のほか、共同住宅も多く見られる。地域は、地震による津波被害が懸念され、需要は弱含みであり、地価は下落が続いている。需要者は、個人エンドユーザーが中心であり、土地は坪当たり31∼33万円程度、総額1500∼2000万円程度の価格帯の需要が中心である。 |
| 一般的要因 | 雇用・所得環境に改善がみられるなど景気は上向きであるが、消費者レベルでの実感に乏しく、人口減少等の影響を受け、不動産需要は弱含みである。 |
環境情報
| 地形・地質 | 自然堤防洪水を繰り返す河川の下流部で発達した、流水堆積物でできた土地である。洪水の被害に合うリスクは他低地に比べて低い。 地震に対する地盤の強度は十分ではなく、大型施設の建築には不向き。 水はけが良く農業用地として優れている。 「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」：1点(5点満点中) 三角州性低地河川の土砂が河口付近に堆積して形成された平野部分であり、長期スパンで見れば洪水の被害に合うリスクの高い地域である。 また、地震に対する地盤の強度も十分ではない。 農業用地として優れているが居住には耐えない。 このような土地を開発してリスクを十分に説明せずに居住用に販売する会社が存在することは嘆かわしいことである。 「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」：2点(5点満点中) |
|---|---|
| 土地利用・植生 | 宅地 |
| 土壌 | グライ土壌 |
| 災害リスク：津波 | 浸水域(宝永4年(1707)10月28日・安政元年(1854)12月24日・昭和21年(1946)12月21日 宝永地震・安政南海地震・南海地震) 過去の周辺地域の津波被害の確認が必要。 |
| 黄砂エアロゾル | PM10及びPM2.5の飛散それぞれ認められるため、対応が必要。 |
| 緯度・軽度 | 東経 33度5585605 北緯 133度5782105 |
参考：該当物件周辺マップ
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高知県高知市高須字絶海１３４６番３０ほか２筆高知県高知市五台山字東倉谷２６６９番６高知県高知市伊勢崎町字伊勢崎７３番１高知県高知市葛島２丁目３２９番２高知県高知市布師田字源右衛門３９４８番１高知県高知市曙町１丁目３６１番２６高知県高知市高須新町３丁目６０６番高知県高知市本町５丁目５２番高知県高知市葛島４丁目６１４番１外高知県高知市弥生町１１５番３１高知県高知市高須字曾田１７２４番２４
参考：近隣駅の地価相場
介良通駅(地価相場 76,250円/㎡)知寄町三丁目駅(地価相場 100,600円/㎡)田辺島通駅(地価相場 50,150円/㎡)鹿児駅(地価相場 50,150円/㎡)布師田駅(地価相場 54,300円/㎡)舟戸駅(地価相場 50,150円/㎡)引用
国土交通省鑑定評価書
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