岡山県笠岡市中央町23番4外(笠岡駅エリア)の不動産鑑定評価書(2017年01月01日地価公示)


73,400円

2017年01月01日に行った岡山県笠岡市中央町23番4外の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を73,400円/㎡としました。

岡山県笠岡市中央町23番4外の地価推移のグラフ

不動産鑑定結果

調査基準日2017年01月01日
所在及び地番岡山県笠岡市中央町23番4外
住居表示 
価格73,400円/㎡
交通施設、距離笠岡、250m
地積106㎡
形状(1.0:4.0)
利用区分、構造建物などの敷地、LS(軽量鉄骨造)3F
利用現況店舗兼住宅
給排水等状況ガス・水道・下水
周辺の土地の利用現況店舗、事務所等が建ち並ぶ中心に近い商業地域
前面道路の状況北東16.0m市道
その他の接面道路 
用途区分、高度地区、防火・準防火商業地域
建ぺい率、容積率80(%),400(%)
都市計画区域区分(都)都市計画区域
森林法、公園法、自然環境等 

藤原秀幸氏による調査レポート

不動産鑑定士藤原秀幸
価格73,500円/㎡
個別的要因個別的要因に変化はない。
地域要因土地区画整理事業施行済みの駅前商業地域であるが、人口減少と顧客の流出等から需要は弱く住宅への移行も見られ、地価は下落傾向が続いている。
地域要因の将来予測笠岡駅前近辺市街地に位置する普通商業地域である。笠岡市国道2号沿線、福山市や倉敷市等への顧客流出から商業地としては衰退傾向で住宅への移行も見られ、地価は下落傾向で推移するものと予測する。
市場の特性 同一需給圏は、土地区画整理事業施行済みの笠岡駅前商業地域及び番町地区の商業地域である。需要者は店舗や事務所利用を目的とする個人や地元事業者等が中心である。福山市や倉敷市への顧客流出や背後人口の減少等により、需要は減退している。市場では商業地の土地取引が少なく、住宅への移行も見られ、普通商業地としての取引される規模や価格帯はまちまちであり、需要の中心となる価格帯は見いだせない状況である。
一般的要因人口減少や高齢化等により笠岡市における不動産に対する実需は弱く、商業地については、特に環境や立地条件に対する選別の傾向が強い。

浮田幹夫氏による調査レポート

不動産鑑定士浮田幹夫
価格73,300円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因地区中心部に近接しているが地域の経済活動は停滞しており、商業収益性も低下傾向である。
地域要因の将来予測笠岡駅に近く歩行者からは利便性が良いが、自動車利用を前提とした顧客への対応が遅れており商業収益性は停滞傾向にある。地価は下落傾向で推移するものと予測される。
市場の特性同一需給圏の範囲は笠岡市中心部に近い商業地域一円である。主な需要者は、笠岡市及びその周辺に経営基盤を有する個人・法人事業者等と思われるが、郊外の店舗等に顧客を奪われて地域の商業収益性の低下に歯止めがかからない状況が継続しており、商業地需要は弱い。市場での中心価格帯は不動産取引が不活発となっているため把握が困難であるが概ね1㎡当り6∼8万円程度と推測される。
一般的要因アベノミクスによる経済効果で都市部において人口がますます集中し、中山間地域等は過疎化が進行して格差が広がりつつある状況である。

環境情報

地形・地質

扇状地性低地

谷の出口など、河川流域の扇状の平地のことである。土地開発は非常に容易であり、造成地の地盤は一般的利用に耐えるものである。 地形性質上洪水や土石流の危険がある地域であり、上流のダム決壊や歴史的豪雨等、数十年から数百年に一度レベルの災害が発生した際には被害地域となる恐れがある。

「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」:3点(5点満点中)

土地利用・植生宅地
黄砂エアロゾルPM10及びPM2.5の飛散それぞれ認められるため、対応が必要。
緯度・軽度東経 34度5063798
北緯 133度5064243

参考:該当物件周辺マップ

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参考:近隣駅の地価相場

笠岡駅(地価相場 35,400円/㎡)

引用

国土交通省鑑定評価書
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