岡山県笠岡市笠岡字八軒屋町2213番外(笠岡駅エリア)の不動産鑑定評価書(2017年01月01日地価公示)


44,500円

2017年01月01日に行った岡山県笠岡市笠岡字八軒屋町2213番外の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を44,500円/㎡としました。

岡山県笠岡市笠岡字八軒屋町2213番外の地価推移のグラフ

不動産鑑定結果

調査基準日2017年01月01日
所在及び地番岡山県笠岡市笠岡字八軒屋町2213番外
住居表示 
価格44,500円/㎡
交通施設、距離笠岡、280m
地積252㎡
形状(1.0:2.0)
利用区分、構造建物などの敷地、W(木造)2F
利用現況店舗兼住宅
給排水等状況ガス・水道・下水
周辺の土地の利用現況小売店舗が建ち並ぶアーケード商業地域
前面道路の状況南西4.0m市道
その他の接面道路 
用途区分、高度地区、防火・準防火商業地域
建ぺい率、容積率80(%),400(%)
都市計画区域区分(都)都市計画区域
森林法、公園法、自然環境等 

有田修一氏による調査レポート

不動産鑑定士有田修一
価格44,500円/㎡
個別的要因特にない。
地域要因店舗の閉店が進み、商業地域から混在住宅地域に移行しつつある。周辺の住宅地の価格相場に近づいており、下落幅は縮小傾向である。
地域要因の将来予測旧来からの駅前アーケード商店街である。店舗の閉鎖が目立ち、空地や駐車場となる画地も見られるなど衰退傾向にあり、地域要因に影響を及ぼす特段の変動要因はみられないことからこの傾向は続くものと予測する。
市場の特性同一需給圏は笠岡駅前商業地域及び番町地区の商業地域であり、主たる需要者は地場の事業法人ないし個人事業者である。駅前区画整理区域内に比べ旧来からのアーケード商店街は、空き店舗も増加するなど衰退傾向が著しく、商業地需要は弱含みである。但し、笠岡駅や公共施設、商業施設に近い利便性を背景に住宅地としての潜在可能性により、下落は弱まっている。取引が少なく、物件の個別性も強いため、需要の中心価格帯を把握することは困難である。
一般的要因大都市部では景気回復基調にあったものの、地方の笠岡市においては高齢化と人口減少が進行し、構造的な住宅地需要の減退が継続中。

浮田幹夫氏による調査レポート

不動産鑑定士浮田幹夫
価格44,400円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因旧来のアーケード商店街で衰退傾向にあり、住宅地としても若年層から敬遠される状況である。
地域要因の将来予測近隣小売店舗を中心とした旧来のアーケード商店街である。地域としては衰退傾向が目立ち、建物が取り壊されている画地も散見され、今後もこの傾向は続くものと予測される。
市場の特性同一需給圏の範囲は笠岡市中心部の駅前商業地域から番町地区方面へかけての住宅も混在する商業地域一円である。需要者は、笠岡市及びその周辺に経営基盤を有する個人・法人事業者等と思われるが、地域の商業収益性の低下に歯止めがかからない状況で商業地需要は弱く、旧来のアーケード商店街は特に衰退傾向が顕著である。不動産取引も不活発となっているため市場での中心価格帯の把握が困難であるが概ね1㎡当り4∼6万円程度と推測される。
一般的要因アベノミクスによる経済効果で都市部において人口がますます集中し、中山間地域等は過疎化が進行して格差が広がりつつある状況である。

環境情報

地形・地質

扇状地性低地

谷の出口など、河川流域の扇状の平地のことである。土地開発は非常に容易であり、造成地の地盤は一般的利用に耐えるものである。 地形性質上洪水や土石流の危険がある地域であり、上流のダム決壊や歴史的豪雨等、数十年から数百年に一度レベルの災害が発生した際には被害地域となる恐れがある。

「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」:3点(5点満点中)

深成岩

深成岩で出来た土地。土地開発には造成コストがかかるが地盤は比較的強固。

土地利用・植生宅地
黄砂エアロゾルPM10及びPM2.5の飛散それぞれ認められるため、対応が必要。
緯度・軽度東経 34度507588
北緯 133度503369

参考:該当物件周辺マップ

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参考:近隣駅の地価相場

笠岡駅(地価相場 35,400円/㎡)

引用

国土交通省鑑定評価書
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