富山県氷見市幸町3830番2(氷見駅エリア)の不動産鑑定評価書(2017年01月01日地価公示)


38,300円

2017年01月01日に行った富山県氷見市幸町3830番2(富山県氷見市幸町21−33)の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を38,300円/㎡としました。

富山県氷見市幸町3830番2の地価推移のグラフ

不動産鑑定結果

調査基準日2017年01月01日
所在及び地番富山県氷見市幸町3830番2
住居表示幸町21−33
価格38,300円/㎡
交通施設、距離氷見、2,000m
地積208㎡
形状(1.0:2.0)
利用区分、構造建物などの敷地、W(木造)2F
利用現況住宅
給排水等状況ガス・水道・下水
周辺の土地の利用現況一般住宅の中に駐車場等が混在する住宅地域
前面道路の状況西7.0m市道
その他の接面道路 
用途区分、高度地区、防火・準防火第一種住居地域
建ぺい率、容積率60(%),200(%)
都市計画区域区分(都)都市計画区域
森林法、公園法、自然環境等 

矢島直人氏による調査レポート

不動産鑑定士矢島直人
価格38,400円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因氷見市の既成市街地中心部に近接する住宅地域として衰微傾向にあり、依然として地価下落傾向にある。
地域要因の将来予測旧市街地における既成住宅地域として居住者の少子・高齢化が進行し、更に当近隣地域の衰微傾向を反映して、今後とも地価水準がやや弱含みに推移するものと予測する。
市場の特性同一需給圏は、氷見市の旧市街地及びその周辺の既成住宅地域一円。需要者は氷見市内の居住者又は同市に地縁性を有する個人が中心で、同一需給圏外からの転入は殆ど皆無である。周辺地域にあった市役所や市民病院等の郊外移転の影響のみならず、若年層の流出等に起因する地域の衰退化もあって、近隣地域及び周辺類似地域は未だ地価下落傾向にある。取引価格の総額は200㎡程度で800万円前後、新築物件で2000万円程度が中心である。
一般的要因少子高齢化、特に若年層の隣接市への人口流出等の影響から、氷見市の宅地需要が減少する中、特に既成市街地は衰退化の一途を辿っている。

服部恵子氏による調査レポート

不動産鑑定士服部恵子
価格38,200円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因市民病院の転出の影響から需要は弱含みである。
地域要因の将来予測既成の住宅地域であり利便性が良いが市民病院移転や人口減少の影響を受け有効需要は減退した状況が続くと予測される。
市場の特性①同一需給圏は氷見市内の住宅地の圏域。②需要者の属性は、氷見市に地縁選好性を有する市内居住者及び勤労者が中心である。③比較的新しい既成市街地内の住宅地域であるが、元来の人口減少に加えて市民病院転出後の空洞化により利便性が減退。需要は自用の戸建住宅が大部分を占める。④供給の中心価格帯は、標準地と同規模で土地800万円前後、建物2600万円前後である。
一般的要因既成住宅地や農家住宅も多い中、優良な不動産を中心に需要は堅調な動きがあり二極化が継続している。

環境情報

地形・地質

三角州性低地

河川の土砂が河口付近に堆積して形成された平野部分であり、長期スパンで見れば洪水の被害に合うリスクの高い地域である。 また、地震に対する地盤の強度も十分ではない。 農業用地として優れているが居住には耐えない。 このような土地を開発してリスクを十分に説明せずに居住用に販売する会社が存在することは嘆かわしいことである。

「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」:2点(5点満点中)

土地利用・植生宅地
黄砂エアロゾルPM10の飛散は国内においては比較的少ない。PM2.5の飛散については特に少ないというわけでは無いため対策が必要。
緯度・軽度東経 36度8572894
北緯 136度978676

参考:該当物件周辺マップ

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参考:近隣駅の地価相場

氷見駅(地価相場 32,800円/㎡)

引用

国土交通省鑑定評価書
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