11,800円
2016年01月01日に行った福島県いわき市常磐水野谷町亀ノ尾85番15の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を11,800円/㎡としました。
調査基準日 | 2016年01月01日 |
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所在及び地番 | 福島県いわき市常磐水野谷町亀ノ尾85番15 |
住居表示 | |
価格 | 11,800円/㎡ |
交通施設、距離 | 湯本、3,200m |
地積 | 6,598㎡ |
形状 | (1.0:1.5) |
利用区分、構造 | 建物などの敷地、その他(SRC,RC,S,W,B以外、及び田、畑) |
利用現況 | 工場 |
給排水等状況 | ガス・水道・下水 |
周辺の土地の利用現況 | 中規模工場等が建ち並ぶ工業団地 |
前面道路の状況 | 南16.0m県道 |
その他の接面道路 | |
用途区分、高度地区、防火・準防火 | 工業専用地域 |
建ぺい率、容積率 | 60(%),200(%) |
都市計画区域区分 | 市街化区域 |
森林法、公園法、自然環境等 |
不動産鑑定士 | 吉村英博 |
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価格 | 11,700円/㎡ |
個別的要因 | 個別的要因に変動はない。 |
地域要因 | 分譲済みの工業団地で特段の変動要因はないが、周辺工場地における価格上昇傾向を受けている。 |
地域要因の将来予測 | 造成分譲後40年程度経過する工業団地で、空き工場もなく、安定した状態で推移している。震災後地価は工場地取引の増加によりやや上昇傾向で推移したが、今後は現在の水準が維持されてゆくと予測する。 |
市場の特性 | 同一需給圏はいわき市全域の工場地。需要者の中心は製造事業者・流通業者等である。市内の工場地では金融危機後の生産調整やその後の景気低迷から回復するまでには至らず、新たな企業立地も進まない状況が続いた。震災後被災地からの移転需要や、企業立地補助金等の支援策により工場地の取引は増加傾向にあり、取引価格も上昇傾向にある。製造業の場合、業種や会社規模によって取引規模もまちまちであり、中心となる価格帯は見いだせない。 |
一般的要因 | 製造業の稼働率は震災前の水準に回復している。企業立地補助金の影響で土地取引は増加していたがやや鈍化傾向を見せている。 |
不動産鑑定士 | 小野博 |
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価格 | 11,800円/㎡ |
個別的要因 | 個別的要因に変動はない。 |
地域要因 | 全区画で操業中の工業団地で特段の変動は見られないが、近隣地域で取引が見られ、需給は堅調に推移している。 |
地域要因の将来予測 | 今後も内陸部の成熟した工業団地として概ね現状を維持すると予測する。震災復興補助金等の各種施策の継続により工場地需要は堅調であり、地価水準は当面、強含みで推移すると予測する。 |
市場の特性 | 同一需給圏はいわき市内の工業地を中心に浜通り地区一円の工業地に及ぶ。主たる需要者は、全国規模の工場事業者並びに県内外の事業者等。小名浜港周辺施設の復旧・整備がほぼ完了し、企業立地補助金等の各種施策の継続等により工場地需給は概ね堅調に推移している。需要の中心価格帯は、業種、企業規模等により工場規模が様々であることから見出すことが困難である。 |
一般的要因 | 大企業を中心に製造業の企業収益は改善傾向にあるが、新たな設備投資にまでは至っていない。 |
地形・地質 | 半固結・固結堆積物不均質かつ未固結な土塊類(あるいは岩塊類)から構成されルーズな土地、斜面はしばしば土砂災害の原因となる。 三角州性低地河川の土砂が河口付近に堆積して形成された平野部分であり、長期スパンで見れば洪水の被害に合うリスクの高い地域である。 また、地震に対する地盤の強度も十分ではない。 農業用地として優れているが居住には耐えない。 このような土地を開発してリスクを十分に説明せずに居住用に販売する会社が存在することは嘆かわしいことである。 「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」:2点(5点満点中) |
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土地利用・植生 | 宅地 |
黄砂エアロゾル | PM10の飛散は国内においては比較的少ない。PM2.5の飛散については特に少ないというわけでは無いため対策が必要。 |
緯度・軽度 | 東経 37度0027112 北緯 140度8745615 |
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福島県いわき市渡辺町田部字初田31番ロ福島県いわき市内郷御厩町下能71番1福島県いわき市常磐白鳥町北蟹打55番1福島県いわき市久之浜町大字久之浜字町後12番福島県いわき市常磐水野谷町亀ノ尾85番15福島県いわき市遠野町上遠野字本町106番
国土交通省鑑定評価書
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