後で真っ青になる前に。。。不動産売却の手数料

2015年11月06日公開

不動産売却の手数料についてのマンガ

不動産売却時の手数料、実際にいくら位かかるのかってあまり気にしませんよね。
今アナタが持っているお金から150万円払えと言ったらちゃんと考えるでしょうけど、実際売れるまでは手にしていないお金だと、その勘定が甘くなってしまいますよね。

不動産売却の手数料(とその他の費用)

仲介手数料

仲介手数料の法定上限

200万円以下 5%(+消費税)
200万円超400万円以下 成約価格の4%+20,000円(+消費税)
400万円超 成約価格の3%+60,000円(+消費税)

物件成約価格が400万円を超える場合、成約価格の3%+6万円にそれぞれ消費税を上乗せした額を上限とし、法律で定められています。
そのため、仲介手数料(という表現はしない場合が多いですが)等の合計が3%を超える業者はルールにしたがっていない会社という可能性が高いため、まず避けるべきでしょう。

手数料の3%+6万円は非常に高いです。例えば3,000万円の物件であれば100万円超の手数料がかかります。
ご自身で100万円稼ぐのに必要な時間はどれくらいでしょうか? 大きな金額が動くタイミングなので感覚が麻痺しているかもしれませんが、果たして仲介業務にそこまでの価値があるのでしょうか?

どのような作業を行い広告を打つ予定なのかを尋ねて納得した上で支払いたいものですね。
また、納得出来ない場合は値引き交渉をしてもいいでしょう。ただし、一度契約した後の値引き交渉はルール違反ですので、値引き交渉は契約前に行いましょう。

印紙税

不動産の売買契約書の記載金額に対して以下のとおり印紙税がかかります。

100万円超500万円以下2,000円
500万円超1000万円以下10,000円
1,000万円超5,000万円以下15,000円

事務手数料

金融機関にローンの残債がある際は一括繰上げ返済を行うのに手数料がかかります。
相場は3,000円〜5,000円程度です。

抵当権抹消登記費用

抵当権抹消登記の免許税と行政書士への手数料で12,000円程度が相場のようです。

最後に

かかる手数料や諸経費は、不動産会社との契約成立前にクリアにして、納得した上で契約しましょう。

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