愛媛県今治市湊町２丁目丙８９番１外(波止浜駅・今治駅エリア)の不動産鑑定評価書(2017年01月01日地価公示)


30,300円

2017年01月01日に行った愛媛県今治市湊町２丁目丙８９番１外(愛媛県今治市湊町２−２−３８)の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を30,300円/㎡としました。

愛媛県今治市湊町２丁目丙８９番１外の地価推移のグラフ

不動産鑑定結果

調査基準日2017年01月01日
所在及び地番愛媛県今治市湊町２丁目丙８９番１外
住居表示湊町２−２−３８
価格30,300円/㎡
交通施設、距離今治、3,200m
地積161㎡
形状(1.0:1.0)
利用区分、構造建物などの敷地、W(木造)2F
利用現況住宅
給排水等状況ガス・水道・下水
周辺の土地の利用現況中規模漁家住宅が多い漁港に面した住宅地域
前面道路の状況北東8.9m市道
その他の接面道路 
用途区分、高度地区、防火・準防火第一種住居地域
建ぺい率、容積率60(%),200(%)
都市計画区域区分市街化区域
森林法、公園法、自然環境等 

清水秀一氏による調査レポート

不動産鑑定士清水秀一
価格30,400円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因今治市北部の漁港沿いの住宅地域であり、特に地域要因に大きな変動はないが、需給バランスによる地価下落が認められる。
地域要因の将来予測大きな要因変化はなく、漁港に近接した住宅地域として現状の環境を維持するものと予測する。人口の減少傾向や漁家住宅地域としての特性から宅地需要は弱く、地価水準は暫く下落傾向が続くものと予測する。
市場の特性 同一需給圏は今治市郊外部の住宅地域である。近隣地域及び周辺地域は海に隣接した漁家集落としての特性があり、需要者の中心は当該地域に地縁を有する者で、地域外からの需要は弱い。土地需要は弱い傾向が続いている。新規の住宅地開発も近隣地域及び周辺地域では見受けられず、市場性の弱さを反映している。現時点においては土地は総額400万円から600万円程度までが需要の中心であると判断する。
一般的要因タオル製造業は堅調に推移しているが、造船業は新規受注が低迷し、先行き不透明である。不動産の需要は弱いままである。

越智耕二氏による調査レポート

不動産鑑定士越智耕二
価格30,200円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因地域要因の変化は特に見られないが、漁港に近い住宅地域で、需要者が限られるため、土地需要は弱く、地価はなお下落傾向にある。
地域要因の将来予測近隣地域は漁港に近い漁家住宅地域で、今後も現況の住環境が維持されると思われるが、一般住宅としての需要は少なく、地価は今後も下落傾向で推移すると予測する。
市場の特性同一需給圏は今治市北部郊外の住宅地域。近隣地域および周辺地域は漁家住宅を中心とする地域であり、主たる需要者は当該地域に地縁を有する者が中心で、地域外からの需要は弱い。取引件数も少なく、地価はなお低迷を続けている。周辺地域を含め宅地開発も見られず、需要の中心価格帯は十分把握できないが、土地は単価3万円／㎡、総額500万円程度であると判断する。
一般的要因造船と海運は、先行き不透明、タオルは概ね堅調、地価は一部上昇地域を除き、底値をさぐる地域と、底値が見えない地域とに2極化している。

環境情報

地形・地質

砂丘・砂堆

砂で覆われた地域。農業用地としても住居用地として土地開発が難しい、まとまって大きな用地の取得が出来るという利点がある。

「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」：3点(5点満点中)

扇状地性低地

谷の出口など、河川流域の扇状の平地のことである。土地開発は非常に容易であり、造成地の地盤は一般的利用に耐えるものである。 地形性質上洪水や土石流の危険がある地域であり、上流のダム決壊や歴史的豪雨等、数十年から数百年に一度レベルの災害が発生した際には被害地域となる恐れがある。

「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」：3点(5点満点中)

土地利用・植生畑,宅地
黄砂エアロゾルPM10及びPM2.5の飛散それぞれ認められるため、対応が必要。
緯度・軽度東経 34度0890151
北緯 132度9924876

参考：該当物件周辺マップ

緑ピンクリックで他地域が見れます

愛媛県今治市別宮字立丁２９７番１愛媛県今治市近見町４丁目甲３０１番７愛媛県今治市本町５丁目２７番１愛媛県今治市大新田町５丁目１２１番８外愛媛県今治市別宮町９丁目５７２番５愛媛県今治市大西町九王甲２２５６番２２

参考：近隣駅の地価相場

波止浜駅(地価相場 39,500円/㎡)今治駅(地価相場 72,300円/㎡)

引用

国土交通省鑑定評価書
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