44,700円
2017年01月01日に行った岩手県宮古市山口3丁目283番(岩手県宮古市山口3−7−14)の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を44,700円/㎡としました。
調査基準日 | 2017年01月01日 |
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所在及び地番 | 岩手県宮古市山口3丁目283番 |
住居表示 | 山口3−7−14 |
価格 | 44,700円/㎡ |
交通施設、距離 | 山口団地、210m |
地積 | 209㎡ |
形状 | (1.0:1.2) |
利用区分、構造 | 建物などの敷地、W(木造)2F |
利用現況 | 住宅 |
給排水等状況 | ガス・水道・下水 |
周辺の土地の利用現況 | 一般住宅が建ち並ぶ区画整然とした住宅地域 |
前面道路の状況 | 南4.9m市道 |
その他の接面道路 | |
用途区分、高度地区、防火・準防火 | 第一種低層住居専用地域 |
建ぺい率、容積率 | 60(%),100(%) |
都市計画区域区分 | (都)都市計画区域 |
森林法、公園法、自然環境等 |
不動産鑑定士 | 細川卓 |
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価格 | 44,600円/㎡ |
個別的要因 | 南側の接面道路で、画地も標準的であり、地域内において競争力が認められる。 |
地域要因 | 古くからの高台の住宅地域で、開発余地は少なく、新規の住宅取得者の土地需要も平坦部に集中しており土地需要は弱い。台風被害の移転需要はない。 |
地域要因の将来予測 | 高台の住宅地域で震災後は周辺の住宅地化も進んだ。台風10号の被害はない。被災地の移転需要が沈静化し、新規の住宅取得者の土地需要も平坦部に集中しており土地需要は弱く、今後は下落基調が続くと予測される。 |
市場の特性 | 同一需給圏は宮古市中心部の近郊に位置する住宅地域。需要者の中心は市内居住者で、新規の住宅取得者である。近隣地域は、震災後、土地需要が増大して地価上昇したが、被災地の移転需要は沈静化し、新規の住宅取得者の土地需要も平坦部に集中しており、高台の土地需要は弱い。土地取引は150㎡∼250㎡程度で、650万円∼1100万円程度が中心である。建物は建築単価が高止まりしており、新築の土地・建物総額の中心価格帯の把握は困難である。 |
一般的要因 | 復興事業が進み、人口増加に転じた。被災地の移転需要は沈静化し、土地需要は新規の住宅取得者に移行した。台風被害は中心部の一部と村落で発生。 |
不動産鑑定士 | 佐々木光政 |
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価格 | 44,700円/㎡ |
個別的要因 | 地域においては標準的画地であり、他の不動産との間の需要、競争力等に格別の変動はない。 |
地域要因 | 被災者の当地域への移転需要がほぼ供給限度に達したため、地価は横ばい傾向にある。 |
地域要因の将来予測 | 熟成した分譲住宅団地で被災地域からの移転需要がほとんどなくなり、格別の将来的変動要因がないため当面現状のまま推移するものと予測する。今後は地価水準も横ばい傾向で推移していくものと予測する。 |
市場の特性 | 同一需給圏は市内の一般住宅地域一円で、特に周辺地域の泉町、黒森町地区等との代替性が強い。需要者層は市内居住者及び市内就労者が中心である。対象標準地が所在する山口団地は熟成した既成住宅団地で土地のみの供給は限られていることから、更地取引は少なく中古物件に対する需要が多い。需要の中心価格帯は土地が200㎡で900万円前後、中古戸建物件で1500万円前後である。 |
一般的要因 | 人口の減少、高齢化率の上昇が続いている。復興事業で経済環境は好転してはいるが、住宅移転需要はピークを過ぎ沈静化へ向かっている。 |
地形・地質 | 扇状地性低地谷の出口など、河川流域の扇状の平地のことである。土地開発は非常に容易であり、造成地の地盤は一般的利用に耐えるものである。 地形性質上洪水や土石流の危険がある地域であり、上流のダム決壊や歴史的豪雨等、数十年から数百年に一度レベルの災害が発生した際には被害地域となる恐れがある。 「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」:3点(5点満点中) |
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土地利用・植生 | 宅地 |
黄砂エアロゾル | PM10の飛散は国内においては比較的少ない。PM2.5の飛散については特に少ないというわけでは無いため対策が必要。 |
緯度・軽度 | 東経 39度6477021 北緯 141度9340416 |
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国土交通省鑑定評価書
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