和歌山県海南市日方字上芦原1027番18(海南駅・黒江駅エリア)の不動産鑑定評価書(2017年01月01日地価公示)


58,000円

2017年01月01日に行った和歌山県海南市日方字上芦原1027番18の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を58,000円/㎡としました。

和歌山県海南市日方字上芦原1027番18の地価推移のグラフ

不動産鑑定結果

調査基準日2017年01月01日
所在及び地番和歌山県海南市日方字上芦原1027番18
住居表示 
価格58,000円/㎡
交通施設、距離海南、500m
地積105㎡
形状(1.0:2.0)
利用区分、構造建物などの敷地、S(鉄骨造)2F
利用現況住宅
給排水等状況ガス・水道・下水
周辺の土地の利用現況一般住宅、事務所等が混在する既成住宅地域
前面道路の状況東3.2m市道
その他の接面道路 
用途区分、高度地区、防火・準防火第一種住居地域
建ぺい率、容積率60(%),200(%)
都市計画区域区分(都)都市計画区域
森林法、公園法、自然環境等 

小林一三氏による調査レポート

不動産鑑定士小林一三
価格58,000円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因利便性は良いが、街路条件が劣るため宅地としての人気は低く、需要は弱い。
地域要因の将来予測一般住宅、事務所等が混在する海南駅に近い既成住宅地域として熟成しており、地域環境に特段の影響を及ぼす要因は見当たらない。地価は需給動向を反映し弱含み傾向が続くものと予測する。
市場の特性同一需給圏は海南市の圏域。需要者の中心は海南市の居住者がほとんどを占める。海南駅東口に近接し、利便性は良好であるが、街路条件が劣ることから、新興的な高台地域や重根地区における土地区画整理事業による宅地供給等の競合物件に需要が流れている状況にある。土地は総額で600万円程度、新築戸建物件は2200万円程度が取引の中心である。
一般的要因海南市景況感は、好況感の実感は見られず、まだ先行き不安から積極的な不動産市況にはない。また、人口減少や高齢化も影響している。

名手孝和氏による調査レポート

不動産鑑定士名手孝和
価格58,000円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因駅に近く利便性の優れた住宅地域であるが、街路条件がやや劣る等で、需要は弱い状態が続いている。
地域要因の将来予測小規模な一般住宅が建ち並ぶ既成住宅地域であり地域要因に変動は無く、今後も同様の住環境を維持していくものと予測する。地価は当面、若干の下落傾向で推移するものと予測する。
市場の特性同一需給圏は、概ね海南市の住宅地域と把握される。需要者の中心は、海南市の居住者等何らかの地縁がある個人であり、市外等からの転入需要は見込まれない。駅や商業施設への接近性の利便性に優れるが、街路条件がやや劣る他、区画整理事業の過程にあり外部からの需要に乏しい。取引総額の中心帯は、土地で600∼1,000万円、新築戸建住宅で2,500万円前後となっている。
一般的要因概括すれば、県内の住宅地の市場心理は改善傾向にあるが、海岸に近い地域や利便性の劣る地域への需要はなお弱く、地域格差が大きい。

環境情報

地形・地質

砂丘・砂堆

砂で覆われた地域。農業用地としても住居用地として土地開発が難しい、まとまって大きな用地の取得が出来るという利点がある。

「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」:3点(5点満点中)

変成岩

変成岩で出来た土地。土地開発には造成コストがかかるが地盤は比較的強固。農地には盛土が必要。

土地利用・植生宅地
黄砂エアロゾルPM10の飛散は国内においては比較的少ない。PM2.5の飛散については特に少ないというわけでは無いため対策が必要。
緯度・軽度東経 34度1586519
北緯 135度2106474

参考:該当物件周辺マップ

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参考:近隣駅の地価相場

海南駅(地価相場 58,000円/㎡)黒江駅(地価相場 56,750円/㎡)冷水浦駅(地価相場 56,800円/㎡)紀三井寺駅(地価相場 71,050円/㎡)

引用

国土交通省鑑定評価書
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