茨城県日立市台原町2丁目236番(大甕駅・常陸多賀駅エリア)の不動産鑑定評価書(2017年01月01日地価公示)


33,000円

2017年01月01日に行った茨城県日立市台原町2丁目236番(茨城県日立市台原町2−23−11)の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を33,000円/㎡としました。

茨城県日立市台原町2丁目236番の地価推移のグラフ

不動産鑑定結果

調査基準日2017年01月01日
所在及び地番茨城県日立市台原町2丁目236番
住居表示台原町2−23−11
価格33,000円/㎡
交通施設、距離常陸多賀、3,700m
地積215㎡
形状(1.2:1.0)
利用区分、構造建物などの敷地、W(木造)2F
利用現況住宅
給排水等状況ガス・水道・下水
周辺の土地の利用現況中規模一般住宅が建ち並ぶ高台の分譲住宅地域
前面道路の状況東6.2m市道
その他の接面道路 
用途区分、高度地区、防火・準防火第一種低層住居専用地域
建ぺい率、容積率50(%),100(%)
都市計画区域区分市街化区域
森林法、公園法、自然環境等 

大塚恆寛氏による調査レポート

不動産鑑定士大塚恆寛
価格33,000円/㎡
個別的要因位置、形状等はほぼ標準的であり、市場競争力も普通である。
地域要因宅地の潜在的需要はあるが、大規模の開発はなく、周辺の地価水準の低い地域に開発され、ミニ分譲住宅地を購入する傾向がある。
地域要因の将来予測一般住宅地域として、現在の住環境を当分の間維持するものと予測する。地価水準については、景気は上向いてきたが先行き不透明のため、下落傾向がしばらくの間続くものと予測される。
市場の特性同一需給圏は常磐線沿線の日立市全域の住宅地域である。需要者の中心は同一需給圏内のサラリーマン層が大半を占める。地元企業の遊休不動産の分譲が比較的好調であり、立地条件の良い住宅地が低額で販売されることにより、利便性の悪い高台にある分譲地は下落幅を拡大しており、需要は弱含みである。土地は250㎡程度で700∼1,000万円程度、新築の戸建住宅は2,500万円程度が需要の中心である。
一般的要因日本の個人消費は持ち直しの動きがあるが、トランプ次期大統領の政策、中国経済の失速、イギリスのEU離脱等海外経済は種々、不確実である。

後藤伸一氏による調査レポート

不動産鑑定士後藤伸一
価格33,000円/㎡
個別的要因形状、規模等は標準的画地である。要因に変動は見られない。
地域要因高台地域の住宅団地は市内の平坦地と比較して需給動向は厳しい状況にあり、今後も二極化は続き地価下落は今後も続くと予測する。
地域要因の将来予測高台の区画整然とした既成宅団地で、当面現在の住環境を維持するものと予測する。平坦地との間で二極化が進んでおり、地価下落は当分の間続くものと予測する。
市場の特性同一需給圏は、日立市内の住宅地域である。需要者の中心は、日立製作所及び関連会社等の地元企業サラリーマン層が中心である。平坦地が少ない等の理由から高台の住宅団地の開発がすすめられたが、住民の高齢化等により、駅近の平坦地への需要が増しており、今後も、高台の住宅地域は価格下落が進むものと予測する。土地価格は、土地面積250㎡程度、総額700万円程度、新築戸建住宅で2,200万円∼2,500万円程度が需要の中心価格帯である。
一般的要因地価回復傾向が都心部を含めみられ、日立市含めた県北部においても横ばい地点が見られるものの、地域によって需給動向の格差は存在している。

環境情報

地形・地質

変成岩

変成岩で出来た土地。土地開発には造成コストがかかるが地盤は比較的強固。農地には盛土が必要。

土地利用・植生宅地
黄砂エアロゾルPM10の飛散は国内においては比較的少ない。PM2.5の飛散については特に少ないというわけでは無いため対策が必要。
緯度・軽度東経 36度5337132
北緯 140度609254

参考:該当物件周辺マップ

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参考:近隣駅の地価相場

大甕駅(地価相場 36,150円/㎡)常陸多賀駅(地価相場 37,500円/㎡)

引用

国土交通省鑑定評価書
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