33,000円
2016年01月01日に行った愛知県東海市新宝町30番2外の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を33,000円/㎡としました。
調査基準日 | 2016年01月01日 |
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所在及び地番 | 愛知県東海市新宝町30番2外 |
住居表示 | |
価格 | 33,000円/㎡ |
交通施設、距離 | 名和、2,500m |
地積 | 151,800㎡ |
形状 | 不整形(1.5:1.0) |
利用区分、構造 | 建物などの敷地、その他(SRC,RC,S,W,B以外、及び田、畑) |
利用現況 | 工場 |
給排水等状況 | ガス・水道・下水 |
周辺の土地の利用現況 | 大規模工場の建ち並ぶ臨海工業地域 |
前面道路の状況 | 北20.0m市道 |
その他の接面道路 | |
用途区分、高度地区、防火・準防火 | 工業専用地域 |
建ぺい率、容積率 | 60(%),200(%) |
都市計画区域区分 | 市街化区域 |
森林法、公園法、自然環境等 |
不動産鑑定士 | 水谷明 |
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価格 | 33,000円/㎡ |
個別的要因 | 隣接の親会社所有物流部門敷地を工場に併合、従来の工場入口を閉鎖して完全に一体化。地積がほぼ倍になったが、当該臨海工場地では平均的な規模。 |
地域要因 | 地域の東の名古屋高速4号東海線の開通で、市中央部の高速道路網がほぼ完成した。これにより、近隣地域の陸運物流能力は格段に向上している。 |
地域要因の将来予測 | 高速道路網による陸運のみならず、臨海鉄道の陸運、名古屋港経由海運の利用可能性も有。物流能力の高い大規模臨海工場地。海外からの工場回帰機運と現行金融状況を考察すれば、地域の市場選好性の増大が予想される。 |
市場の特性 | 同一需給圏は、知多半島を中心とする名古屋港及び衣浦湾臨海乃至周辺工場地。需要者は、化学、製鋼及び自動車関連業種の大企業。地域の東を縦断する名古屋高速4号東海線の開通で、陸運物流機能は飛躍的に向上した。周辺には、専用岸壁を具備する工場も多い。良質で安全な労働力確保の観点から海外から国内への生産設備回帰機運もある。現在の金融政策の下では、大規模工場取得に際する有効需要の制約は低くなっている。30∼35千円/㎡が中心的価格帯。 |
一般的要因 | インフレの進行と円安による輸出関連製造業の業績向上が、製造業全般に波及している。手厚い流動性政策が工業地需給全般に影響を与えつつある。 |
不動産鑑定士 | 大羽正芳 |
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価格 | 33,000円/㎡ |
個別的要因 | 隣接地と一体となり、地積は倍増したが臨海工業地域では標準的である。 |
地域要因 | 名古屋高速東海線の開通により名古屋市中心部との輸送力向上が見られる。 |
地域要因の将来予測 | 臨海工業地域として熟成しており、特段の大きな変動要因はなく、現状で推移するものと予測する。設備投資は回復基調であるが、災害リスク懸念から地価は横這いと予測される。 |
市場の特性 | 同一需給圏は、伊勢湾、三河湾、名古屋港等の臨海工業地域を中心とする広域に亘る工業地域の圏域である。需要者の中心は大企業製造業者等であり、全国規模で事業展開する需要も考えられる。円安による輸出製造業の業績改善による災害リスクによる需要減の補填効果が見られる。この種の大工業地は、取引数が少なく、把握が困難であるが、㎡当たり30000∼35000円が地価水準である。 |
一般的要因 | 円安効果を享受する輸出製造業の業績向上が見られ、需要増とが災害リスクが均衡しつつある。 |
地形・地質 | 人工地形埋立地のように人工的に造成された土地。地震に対する地盤の強度は十分ではなく、地震の際には液状化などのリスクが非常に高い。 海運・倉庫等、用途が明確で用地取得時のメリットと災害時のリスクを差し引きして価値を見出せるビジネス以外で用いるべきではない。 「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」:3点(5点満点中) |
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土地利用・植生 | 宅地 |
黄砂エアロゾル | PM10の飛散は国内においては比較的少ない。PM2.5の飛散については特に少ないというわけでは無いため対策が必要。 |
緯度・軽度 | 東経 35度0615306 北緯 136度8927754 |
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愛知県名古屋市港区船見町38番外愛知県東海市南柴田町千の割325番8愛知県東海市名和町四之下45番5愛知県東海市南柴田町ルノ割426番4
国土交通省鑑定評価書
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