静岡県浜松市西区篠原町字與久1794番2(高塚駅エリア)の不動産鑑定評価書(2017年01月01日地価公示)


45,300円

2017年01月01日に行った静岡県浜松市西区篠原町字與久1794番2の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を45,300円/㎡としました。

静岡県浜松市西区篠原町字與久1794番2の地価推移のグラフ

不動産鑑定結果

調査基準日2017年01月01日
所在及び地番静岡県浜松市西区篠原町字與久1794番2
住居表示 
価格45,300円/㎡
交通施設、距離浜松、7,700m
地積198㎡
形状(1.0:1.5)
利用区分、構造建物などの敷地、S(鉄骨造)2F
利用現況住宅
給排水等状況ガス・水道・下水
周辺の土地の利用現況住宅、小工場の中に空地等が見られる住宅地域
前面道路の状況北4.0m市道
その他の接面道路 
用途区分、高度地区、防火・準防火第一種住居地域
建ぺい率、容積率60(%),200(%)
都市計画区域区分市街化区域
森林法、公園法、自然環境等 

冨田稲子氏による調査レポート

不動産鑑定士冨田稲子
価格45,300円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因篠原集落の北端に位置する一般住宅地域で、環境面で劣ることから需要は弱い。
地域要因の将来予測篠原集落の北端、農地も残る地域であるが特別な要因もないので現状で推移すると予測する。地縁性による需要に限られる傾向があり需要は少なく、価格は弱含みで推移すると予測する。
市場の特性同一需給圏はJR浜松駅西方の郊外に位置する住宅地域。旧東海道沿いに連なる篠原、馬郡といった古くからの集落のほか、その周辺に広がる住宅地域である。需要者は地縁的選好性を有する一次取得者が中心である。近隣地域は浜松駅からも遠く利便性、道路条件が劣るため外部からの転入者は少なく、土地需要は弱い。土地は総額で1000万円程度、土地建物で2500∼3000万円程度が需要の中心である。
一般的要因円安傾向もあり、輸出関連企業を中心に緩やかに景気回復の動きがみられる。求人倍率も上昇し、雇用情勢は改善している。

長島和芳氏による調査レポート

不動産鑑定士長島和芳
価格45,500円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因周辺地域での宅地供給が多い中、街路条件等の劣る旧来からの住宅地域への需要は減少しており、当地域の地価は下落傾向で推移している。
地域要因の将来予測既成集落の外縁に位置する住宅地域で、特別な変動要因も見られず、当面は現状のまま推移すると思われる。また地価は今後の景気動向にもよるが基本的には弱含みを持続すると予測する。
市場の特性同一需給圏はJR浜松駅の西方郊外の旧集落を含む篠原町、坪井町辺りの住宅地域である。需要者は地縁的選好性を有する1次取得者層が中心である。当該地域は浜松駅から遠く利便性が劣る上、旧集落が多いため外部からの転入者は少なく、土地需要は総じて弱い。土地は50坪∼70坪で800万円∼1100万円程度、新築戸建物件で総額2400万円∼2800万円程度が需要の中心である。
一般的要因雇用所得環境が改善する中、低金利を背景に住宅投資は緩やかに回復しているが、利便性や自然災害リスク等により需要の強弱が明確になっている。

環境情報

地形・地質

扇状地性低地

谷の出口など、河川流域の扇状の平地のことである。土地開発は非常に容易であり、造成地の地盤は一般的利用に耐えるものである。 地形性質上洪水や土石流の危険がある地域であり、上流のダム決壊や歴史的豪雨等、数十年から数百年に一度レベルの災害が発生した際には被害地域となる恐れがある。

「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」:3点(5点満点中)

土地利用・植生水田,宅地
土壌グライ土壌
黄砂エアロゾルPM10の飛散は国内においては比較的少ない。PM2.5の飛散については特に少ないというわけでは無いため対策が必要。
緯度・軽度東経 34度68567
北緯 137度6735563

参考:該当物件周辺マップ

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静岡県浜松市西区入野町字石荒山16416番9静岡県浜松市西区入野町字彦尾前726番3外静岡県浜松市南区小沢渡町字村北542番2静岡県浜松市南区高塚町1788番7外

参考:近隣駅の地価相場

高塚駅(地価相場 87,100円/㎡)

引用

国土交通省鑑定評価書
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