「とりあえず払ってる」はNG!不動産仲介手数料で仲介業者を300%動かす方法

2015年11月06日公開

不動産売却の手数料についてのマンガ

賃貸の場合 売買の場合

賃貸の場合

賃貸の場合、仲介手数料・広告料の役割は一つ。
「入居率を上げてもらう」これに付きます。
変な話、入居率が何もしなくても100%行くのであれば、仲介手数料も広告料も払う必要はありません。

しかし、そのような物件はなかなか無いので、仲介会社を使っているのだと思います。
仲介会社も案内しているだけではなく、良い立地に店舗を構え、人件費のかかるスタッフを抱えてサービスを運営しているのでコストがかかるのもある程度しかたないことです。

ですが、せっかく払う仲介手数料。その手数料以上の働きをしてもらうにはどうすればいいでしょうか。

仲介会社に挨拶する

仲介会社の営業マンも結局人です。挨拶して、印象良くしておくと優先度が上がります。 また、お客様と物件の話をするときにも、「大家さんが非常に熱心なので、安心して住めると思います」と紹介してもらえるでしょう。

売ってもらいやすい資料を作って送る

仲介会社に広告料を払っているからといって、広告を全て任せるのはNGです。
他の不動産オーナーを出し抜く位の気持ちで、印象良くわかりやすく、仲介会社の営業がお客さんに見せたくなる資料を作って渡しましょう。

カラーで10部程渡せば、似たような他の物件よりも先にお客様の目に触れるでしょう。

成約したら菓子折りを持っていく

売れたら終わりではなく、きちっと挨拶を重ねることで、次回の対応もかなり変わってきます。

売買の場合

売買の仲介手数料は非常に高額です。 その分の仕事をしてもらいましょう。 売買時の仲介手数料の役割は「高く売ってもらう」事。

営業活動報告のフォーマットを決める

不動産仲介の契約を結ぶと、その契約内容に応じて営業活動報告が行われます。

契約を結ぶ前に以下を確認しましょう。

1 営業活動として、毎週どのような動き(質)どの程度(量)するのか。
2 営業活動報告で、上記の質と量を確認できるのか。

具体的には、その会社が他の顧客に提出した営業活動報告書を見せてもらって、それを元に自分で納得できるフォーマットにしてもらいましょう。

残念ながら上記のMTGを設けることで初めてちゃんと動く会社もあるので、「そこまでやっていただけるのなら、もっと高く売れる気がするのですが?」というように価格の見直しを再度このタイミングで行うのも良いでしょう。

手数料自体の金額交渉をするのであれば、上記でやることが明確になったタイミングで、各々にかかる費用感を教えてもらってから行いましょう。 「あんまり急いでないので、このシステム登録ってやつだけで良いからn%にしてください。」等の交渉が出来るはずです。
交渉するのであれば、「頼む、子供の学費が厳しいんだ。値下げしてくれ」という形で理由の無い値下げをしてもらう事と、やることを削った上での合理的な値下げと、両方を駆使して値段を下げてもらいましょう。

もちろん、契約締結後の交渉はルール違反ですので、契約締結前に行いましょう。

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