福島県南相馬市原町区国見町２丁目５０番７(原ノ町駅エリア)の不動産鑑定評価書(2017年01月01日地価公示)


34,000円

2017年01月01日に行った福島県南相馬市原町区国見町２丁目５０番７の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を34,000円/㎡としました。

福島県南相馬市原町区国見町２丁目５０番７の地価推移のグラフ

不動産鑑定結果

調査基準日2017年01月01日
所在及び地番福島県南相馬市原町区国見町２丁目５０番７
住居表示 
価格34,000円/㎡
交通施設、距離原ノ町、2,700m
地積267㎡
形状(1.0:1.2)
利用区分、構造建物などの敷地、W(木造)2F
利用現況住宅
給排水等状況ガス・水道・下水
周辺の土地の利用現況中規模一般住宅が建ち並ぶ住宅地域
前面道路の状況東5.8m市道
その他の接面道路南側道
用途区分、高度地区、防火・準防火第一種住居地域
建ぺい率、容積率60(%),200(%)
都市計画区域区分(都)都市計画区域
森林法、公園法、自然環境等 

佐藤忠信氏による調査レポート

不動産鑑定士佐藤忠信
価格34,000円/㎡
個別的要因東道路及び角地の優位性が認められる。その他、個別的要因に特段の変動はない。
地域要因復興公営団地の完成等により周辺地域の居住人口が増加している。
市場の特性同一需給圏は、原町区内の住宅地域で特に市街地南西部地区と代替性が高い。需要者の中心は市内居住の一次取得者が主であったが震災後は被災者の需要が急増した。需要は徐々に落ち着きつつあるが被災者取引が市場を牽引している。行政による宅地開発のほか個人が転用目的で農地を取得するケースが多い。需要の中心は土地が700万円∼1000万円程度であるが高価格取引が散見される。新築戸建は2500万円∼3000万円が需要の中心となっている。
一般的要因市内の避難指示解除や新産業誘致等の経済活性化要因が見られる一方、活況を呈してきた建設業等で先行き不透明感が生じつつある。

岩渕大毅氏による調査レポート

不動産鑑定士岩渕大毅
価格33,900円/㎡
個別的要因東道路に面する角地であり、画地条件としてやや優位であることから、代替不動産との競争力に比較的優る。
地域要因食品スーパー等が近接した良好な居住の利便性もあり、津波や原発による被災者層による宅地取得の動きがまだ継続して見られる。
市場の特性同一需給圏は、南相馬市原町区内の一般住宅地域一円と認められる。従来、需要者は原町区内在住の地縁的選好性を有する第一次取得者等が中心で、同一需給圏外からの転入者は少なかったものの、市内及び双葉郡等からの津波・原発被災者による住宅移転需要が未だに見られ、宅地需要は回復傾向が継続しており、地価は上昇傾向で推移している。市場における中心価格帯は、土地は総額で700∼1200万円程度、新築戸建で2500∼3000万円程度である。
一般的要因地方圏においては人口減等の要因を背景に特に郊外部において地価の上昇要因に乏しく、住宅地一画地の規模は単価と総額の関係より縮小傾向にある。

環境情報

地形・地質

火山灰台地

火山灰土に覆われた起伏の少ない地形のことである。土地開発は容易であり、造成地の地盤は一般的利用に耐えるものである。

「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」：3点(5点満点中)

土地利用・植生宅地
黄砂エアロゾルPM10の飛散は国内においては比較的少ない。PM2.5の飛散については特に少ないというわけでは無いため対策が必要。
緯度・軽度東経 37度6278314
北緯 140度9524738

参考：該当物件周辺マップ

緑ピンクリックで他地域が見れます

福島県原町市国見町１丁目１３番福島県原町市栄町３丁目２７番福島県原町市大字牛越字東町場３番９７福島県原町市仲町２丁目６６番福島県原町市大字大木戸字松島３３４番福島県原町市南町１丁目１４６番福島県原町市旭町１丁目１６番福島県南相馬市原町区南町１丁目１４６番福島県南相馬市原町区二見町２丁目３５番福島県南相馬市原町区栄町１丁目１４番２外福島県南相馬市原町区仲町２丁目６６番

参考：近隣駅の地価相場

原ノ町駅(地価相場 39,500円/㎡)

引用

国土交通省鑑定評価書
PDF ダウンロード