福島県西白河郡矢吹町本町154番(矢吹駅エリア)の不動産鑑定評価書(2017年01月01日地価公示)


28,000円

2017年01月01日に行った福島県西白河郡矢吹町本町154番の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を28,000円/㎡としました。

福島県西白河郡矢吹町本町154番の地価推移のグラフ

不動産鑑定結果

調査基準日2017年01月01日
所在及び地番福島県西白河郡矢吹町本町154番
住居表示 
価格28,000円/㎡
交通施設、距離矢吹、250m
地積176㎡
形状(1.0:2.0)
利用区分、構造建物などの敷地、S(鉄骨造)2F
利用現況店舗兼住宅
給排水等状況ガス・水道・下水
周辺の土地の利用現況飲食店、店舗併用住宅等が建ち並ぶ商業地域
前面道路の状況南11.0m県道
その他の接面道路 
用途区分、高度地区、防火・準防火商業地域
建ぺい率、容積率80(%),400(%)
都市計画区域区分(都)都市計画区域
森林法、公園法、自然環境等 

松本竜二氏による調査レポート

不動産鑑定士松本竜二
価格27,900円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因矢吹駅近くの旧来からの商業地域であるが、郊外に存する大型店舗に商業中心が移行し、商業地域としての空洞化が進んでいる。
地域要因の将来予測中小規模の店舗等を中心とする既成の商業地域であるが、郊外大型店舗への顧客流出の影響で、近隣地域は衰退傾向にある。店舗等の利用目的で土地を取得する需要は弱く、今後の地価は弱含みの下落傾向と予測する。
市場の特性同一需給圏は矢吹町を中心とする、JR東北本線沿いの近隣市町の商業地域である。需要者は、同一需給圏に地縁を有する個人等が中心である。近年では、東北本線の東方に、大型駐車場を備えた大規模店舗が出店し、顧客の流出が生じた。駅周辺における小規模商業地の需要は弱く、需要の中心となる価格帯は見出しにくい。
一般的要因県内景気は、雇用環境の改善や復興事業の進展を背景に、緩やかな回復基調にある。消費も改善傾向にあるが、町内の既存商業地は衰退傾向にある。

渡邉眞宏氏による調査レポート

不動産鑑定士渡邉眞宏
価格28,000円/㎡
個別的要因幹線道路沿いであるが、規模が小さく駐車場のスペースに欠け、競争力が減退している。
地域要因郊外型店舗や鏡石町南部の大型ショッピングセンターへの顧客流出が続き、既存の商業地の繁華性は低下している。
地域要因の将来予測町中心部の既成商業地は空洞化が進んでおり、今後も衰退的に推移するものと予測する。被災建物の建替が見られるが需要が少なく、郊外大型店への顧客流出の影響を受け、地価水準はやや下落傾向になるものと予測する。
市場の特性同一需給圏は、矢吹町及び須賀川市から白河市にかかる県南地区の商業地域。需要者は町内の個人事業者及び法人を中心に、県内の法人等である。新たに土地取得して事業を行うという需要が低く、出店等は賃貸を希望する。県道棚倉・矢吹線沿いの八幡町地区の郊外型大型店舗への顧客流出等の影響を受け、競合する既存商業地の需要は全般に弱い。取引が少なく、規模等により取引される価格帯がまちまちであり、需要の中心となる価格帯は見いだせない状況にある。
一般的要因総人口・生産年齢人口とも減少傾向にある。既成商業地では空店舗や空地も見られ、土地需要は弱い。商業地の取引は進出が少なく低調である。

環境情報

地形・地質

火山灰台地

火山灰土に覆われた起伏の少ない地形のことである。土地開発は容易であり、造成地の地盤は一般的利用に耐えるものである。

「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」:3点(5点満点中)

土地利用・植生宅地
黄砂エアロゾルPM10の飛散は国内においては比較的少ない。PM2.5の飛散については特に少ないというわけでは無いため対策が必要。
緯度・軽度東経 37度2056853
北緯 140度3249956

参考:該当物件周辺マップ

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福島県西白河郡矢吹町小松193番2内福島県西白河郡矢吹町北町10番福島県西白河郡矢吹町東郷483番1福島県西白河郡矢吹町中町212番福島県西白河郡矢吹町本町296番1福島県西白河郡矢吹町中町31番

参考:近隣駅の地価相場

矢吹駅(地価相場 23,700円/㎡)

引用

国土交通省鑑定評価書
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