10,800円
2017年01月01日に行った徳島県阿南市大潟町210番53の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を10,800円/㎡としました。
調査基準日 | 2017年01月01日 |
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所在及び地番 | 徳島県阿南市大潟町210番53 |
住居表示 | |
価格 | 10,800円/㎡ |
交通施設、距離 | 阿波橘、2,200m |
地積 | 10,000㎡ |
形状 | 台形(1.5:1.0) |
利用区分、構造 | 建物などの敷地、その他(SRC,RC,S,W,B以外、及び田、畑) |
利用現況 | 工場兼倉庫 |
給排水等状況 | ガス・水道・下水 |
周辺の土地の利用現況 | 中規模工場、倉庫等が建ち並ぶ臨海工業地域 |
前面道路の状況 | 東12.0m市道 |
その他の接面道路 | 南側道 |
用途区分、高度地区、防火・準防火 | 工業専用地域 |
建ぺい率、容積率 | 60(%),200(%) |
都市計画区域区分 | 市街化区域 |
森林法、公園法、自然環境等 |
不動産鑑定士 | 小河伸洋 |
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価格 | 10,800円/㎡ |
個別的要因 | 個別的要因に変動はない。 |
地域要因 | 国道55号バイパスの延伸により交通利便性は以前に比べて良化しているものの、高速インターが遠く、依然市場競争力が劣っている。 |
市場の特性 | 同一需給圏は徳島県内の沿岸部における臨海工業団地を中心とした工業地域一帯。需要者は圏域内外の製造業を中心とした法人。長年の景気低迷と工業団地の超過供給により地価は続落していたが、下落による底値感や国内経済の好転の影響もあって県内の工場地価格は安定化しつつある。しかし近隣地域は需給圏の南部にあって接近条件に劣ることから依然需要は弱く、下落基調が続いている現状である。従って価格帯の把握は困難だが、35千円/坪程度が中心。 |
一般的要因 | 県内工場地における製造業の取引件数は減少傾向にあるが、長年の下落による底値感も出始め、有力企業を中心に工場地拡張需要は認められる。 |
不動産鑑定士 | 片山岩雄 |
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価格 | 10,800円/㎡ |
個別的要因 | 個別的要因に変動はない。 |
地域要因 | 国道55号の延伸により道路アクセスは向上したが、臨海部に位置し、また空港、高速道路インターへも遠く競争力に劣り、地価は弱含みにて推移。 |
市場の特性 | 同一需給圏は、徳島県内の東部工業地帯を中心とした地域である。需要者の中心は県内外の製造関連の法人事業者である。徳島県内の工場地の需要不足による地価下落も底値を這う状況から微落となっている。然しながら、交通アクセスに見劣りがある南部地帯は需給とも依然として弱い。適切な取引が殆ど無く、取引される規模もまちまちであり、中心となる価格帯は見出し難い。 |
一般的要因 | 阿南市は業績好調の企業が立地し、道路インフラのプロジェクトも多いが、進捗状況は今一つで、需要動向はさほど好転していない。 |
地形・地質 | 人工地形埋立地のように人工的に造成された土地。地震に対する地盤の強度は十分ではなく、地震の際には液状化などのリスクが非常に高い。 海運・倉庫等、用途が明確で用地取得時のメリットと災害時のリスクを差し引きして価値を見出せるビジネス以外で用いるべきではない。 「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」:3点(5点満点中) |
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土地利用・植生 | 宅地 |
土壌 | グライ土壌 |
災害リスク:津波 | 浸水域(昭和21年(1946)12月21日 南海地震津波) 過去の周辺地域の津波被害の確認が必要。 |
黄砂エアロゾル | PM10及びPM2.5の飛散それぞれ認められるため、対応が必要。 |
緯度・軽度 | 東経 33度8833947 北緯 134度6677932 |
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国土交通省鑑定評価書
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