福島県いわき市内郷高坂町桜井４３番７外(草野駅・いわき駅エリア)の不動産鑑定評価書(2016年01月01日地価公示)


36,500円

2016年01月01日に行った福島県いわき市内郷高坂町桜井４３番７外の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を36,500円/㎡としました。

福島県いわき市内郷高坂町桜井４３番７外の地価推移のグラフ

不動産鑑定結果

調査基準日2016年01月01日
所在及び地番福島県いわき市内郷高坂町桜井４３番７外
住居表示 
価格36,500円/㎡
交通施設、距離内郷、1,700m
地積219㎡
形状台形(1.0:1.5)
利用区分、構造建物などの敷地、W(木造)1F
利用現況住宅
給排水等状況ガス・水道・下水
周辺の土地の利用現況中小規模の一般住宅が建ち並ぶ住宅地域
前面道路の状況西6.0m市道
その他の接面道路北側道
用途区分、高度地区、防火・準防火第一種住居地域
建ぺい率、容積率60(%),200(%)
都市計画区域区分市街化区域
森林法、公園法、自然環境等 

原田昌明氏による調査レポート

不動産鑑定士原田昌明
価格36,000円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因周辺の街区に整然性を欠きまた起伏が多く見られる既成住宅地域であるが生活利便性が高く移転需要を中心として人気は高く地価は上昇している。
市場の特性同一需給圏は内郷地区及びその周辺における住宅地域一帯。需要者は従来は市内居住者が殆どであったが震災後は避難者も多くみられる。圏域内には古くからの街路条件の劣る住宅地域も多い一方で、生活利便性の高い地域も多く、市の中心部から波及した避難者による移転需要の高まりにより最近では小規模な住宅地開発も活発に行われている。土地は250㎡で1000万円程度、新築戸建住宅で3000万円程度が需要の中心となっている。
一般的要因宅地需要は依然堅調だが品薄感は解消しつつあって土地取引件数は減少しており選好性の高い一部地域を除き地価上昇の程度をやや弱め推移している。

江尻久壽氏による調査レポート

不動産鑑定士江尻久壽
価格37,000円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因不在物件等が売りに出ている。物件が乏しくなり、取引数は減少。
市場の特性同一需給圏は内郷地区、好間町の住宅地域等。需要者の中心は主に内郷に通勤する者、避難者等。各地で公営住宅が順次竣工し、海沿いでは高台への集団移転事業が進捗中。住居の見通しがつく状況になった。土地は1，000万円程度、新築の戸建てで3，000万円∼3，500万円程度を中心に取引が行われている。
一般的要因市内各所で公営住宅が順次竣工或いは工事中等の段階。僅かずつだが帰還が進む。一段落ついた。

環境情報

地形・地質

半固結・固結堆積物

不均質かつ未固結な土塊類（あるいは岩塊類）から構成されルーズな土地、斜面はしばしば土砂災害の原因となる。

三角州性低地

河川の土砂が河口付近に堆積して形成された平野部分であり、長期スパンで見れば洪水の被害に合うリスクの高い地域である。 また、地震に対する地盤の強度も十分ではない。 農業用地として優れているが居住には耐えない。 このような土地を開発してリスクを十分に説明せずに居住用に販売する会社が存在することは嘆かわしいことである。

「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」：2点(5点満点中)

土地利用・植生水田,ブナクラス域代償植生
黄砂エアロゾルPM10の飛散は国内においては比較的少ない。PM2.5の飛散については特に少ないというわけでは無いため対策が必要。
緯度・軽度東経 37度0674796
北緯 140度9295452

参考：該当物件周辺マップ

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参考：近隣駅の地価相場

草野駅(地価相場 44,300円/㎡)いわき駅(地価相場 65,750円/㎡)

引用

国土交通省鑑定評価書
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