福島県いわき市平赤井字笹目田１０番３外(赤井駅エリア)の不動産鑑定評価書(2017年01月01日地価公示)


37,700円

2017年01月01日に行った福島県いわき市平赤井字笹目田１０番３外の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を37,700円/㎡としました。

福島県いわき市平赤井字笹目田１０番３外の地価推移のグラフ

不動産鑑定結果

調査基準日2017年01月01日
所在及び地番福島県いわき市平赤井字笹目田１０番３外
住居表示 
価格37,700円/㎡
交通施設、距離赤井、620m
地積273㎡
形状(1.0:1.2)
利用区分、構造建物などの敷地、W(木造)2F
利用現況住宅
給排水等状況ガス・水道・下水
周辺の土地の利用現況一般住宅等が建ち並ぶ郊外の住宅地域
前面道路の状況南東6.0m私道
その他の接面道路 
用途区分、高度地区、防火・準防火第一種住居地域
建ぺい率、容積率60(%),200(%)
都市計画区域区分市街化区域
森林法、公園法、自然環境等 

齋藤和彦氏による調査レポート

不動産鑑定士齋藤和彦
価格37,500円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因戸建住宅を中心とする概ね熟成した住宅地域で、移転需要により顕著に地価上昇した。同需要は減少しているが、周辺では近時も高値取引が見られる。
地域要因の将来予測戸建住宅を主とする住宅地域で環境形成に格別の変動はなく当分の間は現状持続と予測する。移転需要により顕著に地価上昇したが、同需要は減少しており、今後暫くの間は概ね安定的に推移していくものと予測する。
市場の特性同一需給圏は、主に市中部の郊外に位置する住宅地域一円で、中でも平地区の住宅地域との代替性が高い。需要者は、原発事故前は市内居住者が中心で、需要は低迷していたが、移転需要により一転して需給動向は堅調となり、顕著に地価上昇した。同需要は減少しているが、近時も一部に高値取引が見られる。土地は270㎡程度で900万円∼1，200万円前後、新築の戸建物件は敷地規模等にもよるが3，000万円前後が需要の中心価格帯である。
一般的要因東電原発事故に起因する移転需要は減少。同事故前からの市内居住者が需要者の中心に。住宅着工戸数も減少傾向であるが同事故前に比べ依然高水準。

星勝行氏による調査レポート

不動産鑑定士星勝行
価格37,800円/㎡
個別的要因 特に変動要因は認められない。
地域要因 特段の変化はないが、移転需要により人口が増加し、新築の住宅が増加している。
地域要因の将来予測 JR赤井駅を中心とした郊外の住宅地であり、今後も概ね現状を維持すると思われる。移転需要の減少により地価上昇は沈静化しつつあり、低価格水準の住宅地であり、地価は徐々に安定基調に向かうと予測する。
市場の特性 同一需給圏はいわき市中部の郊外住宅地域である。需要者の中心は圏内に地縁性をもつ一次取得者層で、震災後は双葉郡の住民が見られる。周辺の平窪地区や赤井比良団地で顕著な地価上昇が見られ、赤井地区の既成住宅地においても需要は回復した。移転需要の減少により、需要は徐々に低下すると思われるが、人口増により需要は当面安定的に推移すると思われる。土地は1，000万円程度、新築の戸建物件は3，000万円程度が需要の中心。
一般的要因 個人消費・雇用を主に緩やかな回復基調が継続していたが停滞感が出ており、移転需要も概ね終息に向かっており、住宅着工件数も減少傾向にある。

環境情報

地形・地質

三角州性低地

河川の土砂が河口付近に堆積して形成された平野部分であり、長期スパンで見れば洪水の被害に合うリスクの高い地域である。 また、地震に対する地盤の強度も十分ではない。 農業用地として優れているが居住には耐えない。 このような土地を開発してリスクを十分に説明せずに居住用に販売する会社が存在することは嘆かわしいことである。

「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」：2点(5点満点中)

土地利用・植生宅地,水田
土壌黒泥土壌
黄砂エアロゾルPM10の飛散は国内においては比較的少ない。PM2.5の飛散については特に少ないというわけでは無いため対策が必要。
緯度・軽度東経 37度0885689
北緯 140度8528527

参考：該当物件周辺マップ

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福島県いわき市内郷高坂町大町４２番１福島県いわき市好間工業団地２４番１福島県いわき市平中山字柳町２２番１２福島県いわき市平赤井字田中２番５福島県いわき市平中平窪西高砂３番８

参考：近隣駅の地価相場

赤井駅(地価相場 55,900円/㎡)

引用

国土交通省鑑定評価書
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