岩手県陸前高田市高田町字鳴石５１番９６(陸前高田駅・竹駒駅エリア)の不動産鑑定評価書(2017年01月01日地価公示)
23,200円
2017年01月01日に行った岩手県陸前高田市高田町字鳴石５１番９６の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を23,200円/㎡としました。
不動産鑑定結果
| 調査基準日 | 2017年01月01日 |
|---|---|
| 所在及び地番 | 岩手県陸前高田市高田町字鳴石５１番９６ |
| 住居表示 | |
| 価格 | 23,200円/㎡ |
| 交通施設、距離 | ＢＲＴ陸前高田、900m |
| 地積 | 255㎡ |
| 形状 | (1.0:1.2) |
| 利用区分、構造 | 建物などの敷地、W(木造)2F |
| 利用現況 | 住宅 |
| 給排水等状況 | ガス・水道・下水 |
| 周辺の土地の利用現況 | 一般住宅等が建ち並ぶ高台の住宅地域 |
| 前面道路の状況 | 南西6.0m市道 |
| その他の接面道路 | |
| 用途区分、高度地区、防火・準防火 | 第一種中高層住居専用地域 |
| 建ぺい率、容積率 | 60(%),200(%) |
| 都市計画区域区分 | (都)都市計画区域 |
| 森林法、公園法、自然環境等 |
服部幸司氏による調査レポート
| 不動産鑑定士 | 服部幸司 |
|---|---|
| 価格 | 23,200円/㎡ |
| 個別的要因 | 南西向道路で規模、形状ともに標準的であり、地域内における競争力を維持している。 |
| 地域要因 | 周辺では復興事業による高台住宅地の供給が始まり、震災以降続いた移転需要の超過状態が解消されつつある。 |
| 地域要因の将来予測 | 低層戸建住宅を中心とした住宅地域として熟成した状態にあり、周辺で整備中の高台移転団地と併せて品等良好な住宅地域を形成していくものと予測される。 |
| 市場の特性 | 同一需給圏は陸前高田市内の住宅地域一円。需要者は陸前高田市内の自力再建を目指す住民が中心であるが、被災した地域からの移転需要は落ち着きつつある。開発済の住宅地域であり供給は既存の宅地が中心である。東日本大震災の津波被害を免れた住宅地の中では品等上位で、周辺に行政施設、各種店舗、事業所等が移転したため相対的な生活利便性も向上した。需要者層の購買力には限度があり、土地取引の中心的な価格帯は総額で500∼800万円程度である。 |
| 一般的要因 | 陸前高田市の土地取引件数及び住宅着工戸数は高水準を維持。漁村部では復興事業による住宅の高台移転がほぼ完了し、災害公営住宅も完成している。 |
細川卓氏による調査レポート
| 不動産鑑定士 | 細川卓 |
|---|---|
| 価格 | 23,200円/㎡ |
| 個別的要因 | 南西側の接面道路で、画地も標準的であり、地域内において競争力が認められる。 |
| 地域要因 | 高台に位置する人気のある住宅地域で、土地需要は高い。周辺の区画整理事業による住宅地の供給が開始され、今後、地価下落に転じると予測される。 |
| 地域要因の将来予測 | 同一団地内の民間の住宅地分譲は沈静化し、被災地の移転需要も落ち着きつつある。周辺の高田地区土地区画整理事業による住宅地の造成が進み、住宅地の供給が開始され、今後、地価は下落傾向に転じると予測される。 |
| 市場の特性 | 同一需給圏は陸前高田市の中心部から近郊に位置する住宅地域。需要者の中心は被災者の他、新規の住宅取得者も増加している。周辺地域では民間の住宅地開発は沈静化し、移転需要も落ち着いているが、BRT駅・市役所が近くに移転したことから、利便性・居住環境に優れ、土地需要は高い。土地取引は、面積250㎡∼350㎡で、総額580万円∼800万円程度が中心である。建物は建築単価が高止まりしており、土地・建物総額の中心価格帯の把握は困難。 |
| 一般的要因 | 復興事業が進み人口増加に転じた。被災地の移転需要は落ち着きつつあり、新規の住宅取得者の土地需要が増加している。郊外の防集事業は終了した。 |
環境情報
| 地形・地質 | 砂礫台地砂礫・岩質の土質でできた起伏の少ない地形のことである。土地開発は容易であり、造成地の地質は比較的強固である。 「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」：3点(5点満点中) 深成岩深成岩で出来た土地。土地開発には造成コストがかかるが地盤は比較的強固。 扇状地性低地谷の出口など、河川流域の扇状の平地のことである。土地開発は非常に容易であり、造成地の地盤は一般的利用に耐えるものである。 地形性質上洪水や土石流の危険がある地域であり、上流のダム決壊や歴史的豪雨等、数十年から数百年に一度レベルの災害が発生した際には被害地域となる恐れがある。 「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」：3点(5点満点中) |
|---|---|
| 土地利用・植生 | 宅地 |
| 黄砂エアロゾル | PM10の飛散は国内においては比較的少ない。PM2.5の飛散については特に少ないというわけでは無いため対策が必要。 |
| 緯度・軽度 | 東経 39度0252473 北緯 141度6314942 |
参考：該当物件周辺マップ
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参考：近隣駅の地価相場
陸前高田駅(地価相場 22,400円/㎡)竹駒駅(地価相場 22,400円/㎡)脇ノ沢駅(地価相場 22,400円/㎡)引用
国土交通省鑑定評価書
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