岩手県花巻市藤沢町454番(花巻駅・似内駅エリア)の不動産鑑定評価書(2017年01月01日地価公示)


29,000円

2017年01月01日に行った岩手県花巻市藤沢町454番の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を29,000円/㎡としました。

岩手県花巻市藤沢町454番の地価推移のグラフ

不動産鑑定結果

調査基準日2017年01月01日
所在及び地番岩手県花巻市藤沢町454番
住居表示 
価格29,000円/㎡
交通施設、距離花巻、1,700m
地積144㎡
形状(1.0:1.2)
利用区分、構造建物などの敷地、W(木造)2F
利用現況住宅
給排水等状況ガス・水道・下水
周辺の土地の利用現況中規模一般住宅が多い既成住宅地域
前面道路の状況南5.5m市道
その他の接面道路 
用途区分、高度地区、防火・準防火第一種中高層住居専用地域
建ぺい率、容積率60(%),200(%)
都市計画区域区分(都)都市計画区域
森林法、公園法、自然環境等 

大下智氏による調査レポート

不動産鑑定士大下智
価格29,000円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因郊外の生活利便性が良好な住宅地域と需要が競合する状態となっており、街区の整備状況や地勢の状態に劣る近隣地域では需要の減退が続いている。
地域要因の将来予測近隣地域等の土地需要は減退気味であるが、古くからの住宅地域として熟成しており、将来においてもほぼ現状のとおり推移するものと予測する。
市場の特性同一需給圏は花巻市内の住宅地域一円で、特に若葉町、材木町地区等との代替性が高い。主たる需要者層は花巻市内居住者及び通勤者である。対象標準地が所在する地域は、中心市街地に近接し、閑静な居住環境を維持しているものの、古くからの住宅地域のため周辺は狭隘な街路が多く、街区の整然性も劣っており、近年は郊外部の分譲地等との競合により需要は減退気味である。更地取引はあまり見られず、中古住宅で1000万円前後が需給の中心となっている。
一般的要因震災で大きな打撃を受けた県内経済は、復興事業等により立ち直りつつあり、地価も下落幅が縮小している。

東野成紀氏による調査レポート

不動産鑑定士東野成紀
価格28,900円/㎡
個別的要因南道路で競争力を有する。
地域要因生活利便性は悪くないが、周辺の分譲地との競合もあり、地価は下落傾向で推移している。
地域要因の将来予測近隣地域は住宅地域として熟成しており、地域要因に特段の変動が認められないため、将来においても現況のとおり推移するものと予測される。
市場の特性同一需給圏は花巻市近郊に位置する住宅地域一円であり、特に若葉町、材木町地区等との代替性が強い。需要者は市内居住者が中心である。近隣地域は旧市街地に近接する古くからの住宅街であるが、路線商業地域背後の生活利便性の優れた新しい住宅地域に人気が集中しており、街路の系統連続性にやや劣る当該地域の需要は減退している。土地は200㎡前後で、総額600万円程度のものが取引需要の中心となっている。
一般的要因県内経済は、東日本大震災以降、個人消費の一部に弱めに動きが見られるものの、基調的には緩やかな回復を続けている。

環境情報

地形・地質

砂礫台地

砂礫・岩質の土質でできた起伏の少ない地形のことである。土地開発は容易であり、造成地の地質は比較的強固である。

「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」:3点(5点満点中)

土地利用・植生宅地
黄砂エアロゾルPM10の飛散は国内においては比較的少ない。PM2.5の飛散については特に少ないというわけでは無いため対策が必要。
緯度・軽度東経 39度3847204
北緯 141度1049357

参考:該当物件周辺マップ

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参考:近隣駅の地価相場

花巻駅(地価相場 30,450円/㎡)似内駅(地価相場 30,450円/㎡)

引用

国土交通省鑑定評価書
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