福島県相馬市中村字北町78番6(相馬駅エリア)の不動産鑑定評価書(2017年01月01日地価公示)


40,100円

2017年01月01日に行った福島県相馬市中村字北町78番6の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を40,100円/㎡としました。

福島県相馬市中村字北町78番6の地価推移のグラフ

不動産鑑定結果

調査基準日2017年01月01日
所在及び地番福島県相馬市中村字北町78番6
住居表示 
価格40,100円/㎡
交通施設、距離相馬、1,000m
地積341㎡
形状(1.0:1.2)
利用区分、構造建物などの敷地、W(木造)2F
利用現況住宅
給排水等状況ガス・水道・下水
周辺の土地の利用現況一般住宅の中に店舗が見られる既成住宅地域
前面道路の状況西4.8m市道
その他の接面道路 
用途区分、高度地区、防火・準防火第二種住居地域
建ぺい率、容積率60(%),200(%)
都市計画区域区分(都)都市計画区域
森林法、公園法、自然環境等 

岩城恭子氏による調査レポート

不動産鑑定士岩城恭子
価格40,000円/㎡
個別的要因画地規模、方位など概ね標準的であり、競争力の程度に変動はない。
地域要因近隣地域西側へ市役所が移転、市道中部244号線の整備事業も進展しているが、近隣地域への影響は今のところ見られない。
地域要因の将来予測市道整備や市役所移転により長期的には用途的利用形態が変動する可能性があるが、当面は現状の戸建住宅地域として推移すると予測。移転需要の一巡と品薄感解消に伴い地価上昇は徐々に終息に向かうものと予測する。
市場の特性同一需給圏は相馬市内の住宅地域で、特に利便性良好な中心市街地の住宅地と代替性が高い。主な需要者は圏内の居住者で、割合は低下しているが双葉郡等からの移転需要も見られる。防災集団移転促進事業・災害公営住宅整備事業が平成27年に完了、民間開発も一服し、品薄感が解消されてきている。需要の中心価格帯は土地で1,000万円前後、新築戸建で2,500万円前後で、新規分譲地では高値取引も介在するが、需要はピークアウトしている。
一般的要因人口微減、世帯数微増、新設着工戸数は高水準で推移。官民の大量の住宅地供給により品薄感が解消され、市場は落ち着きつつある。

安彦一氏による調査レポート

不動産鑑定士安彦一
価格40,100円/㎡
個別的要因画地規模、方位など概ね標準的であり、競争力の程度に変動はない。
地域要因近隣地域と隣接する西側への市役所移転事業が完成したが、今のところ需要への影響は見られない。
地域要因の将来予測付近での市役所移転事業が完了したが、居住環境に現況では影響が見られない。当該地域は熟成した既成市街地域であり当面は現状を維持し、地価は一般的要因を背景にしばらくは堅調に推移するものと予測する。
市場の特性同一需給圏は相馬市内の住宅地域であり、特に利便性の観点から中心市街地の住宅地と高い代替性を有する。主な需要者は、圏内の居住者であり被災者等の圏外からの転入も見られる。需要の中心価格帯は土地で1000万円程度、新築戸建住宅で2500万円前後である。市況の回復に伴って取引件数が増加してきたことから、一段と高い価格での取引も見られているが、需要はピークを過ぎたものと思われる。
一般的要因人口はほぼ横ばいで、世帯数は微増傾向にある。住宅供給の増加に伴い市場はおちつきつつあるものの新設着工戸数は震災前の約2倍の水準にある。

環境情報

地形・地質

三角州性低地

河川の土砂が河口付近に堆積して形成された平野部分であり、長期スパンで見れば洪水の被害に合うリスクの高い地域である。 また、地震に対する地盤の強度も十分ではない。 農業用地として優れているが居住には耐えない。 このような土地を開発してリスクを十分に説明せずに居住用に販売する会社が存在することは嘆かわしいことである。

「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」:2点(5点満点中)

土地利用・植生宅地
黄砂エアロゾルPM10の飛散は国内においては比較的少ない。PM2.5の飛散については特に少ないというわけでは無いため対策が必要。
緯度・軽度東経 37度7996407
北緯 140度919989

参考:該当物件周辺マップ

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参考:近隣駅の地価相場

相馬駅(地価相場 40,100円/㎡)

引用

国土交通省鑑定評価書
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