26,200円
2017年01月01日に行った熊本県上益城郡嘉島町大字鯰字太郎丸1233番の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を26,200円/㎡としました。
調査基準日 | 2017年01月01日 |
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所在及び地番 | 熊本県上益城郡嘉島町大字鯰字太郎丸1233番 |
住居表示 | |
価格 | 26,200円/㎡ |
交通施設、距離 | 南熊本、6,500m |
地積 | 641㎡ |
形状 | 台形(1.2:1.0) |
利用区分、構造 | その他(原野など)、その他(SRC,RC,S,W,B以外、及び田、畑) |
利用現況 | 空地 |
給排水等状況 | ガス・水道・下水 |
周辺の土地の利用現況 | 農家住宅、一般住宅等が混在する既成住宅地域 |
前面道路の状況 | 東4.5m町道 |
その他の接面道路 | 北側道 |
用途区分、高度地区、防火・準防火 | 第二種低層住居専用地域 |
建ぺい率、容積率 | 50(%),100(%) |
都市計画区域区分 | 市街化区域 |
森林法、公園法、自然環境等 |
不動産鑑定士 | 礒田篤 |
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価格 | 26,000円/㎡ |
個別的要因 | 個別的要因に変動はない。 |
地域要因 | 地震影響に濃淡があり、当地域は比較的重い。上記影響は地域要因の比較にて考慮。農家混在の住宅地域であり、地震後の地価は弱含み。 |
市場の特性 | 同一需給圏は嘉島町中心部の周辺エリアの住宅地域である。需要者は、戸建住宅地の所有を目的とする嘉島町居住者が多い。当地域は郊外の市街化区域内の住宅地で一般住宅、農家住宅等が混在するが、地震の影響は大きく、築古建物の倒壊が目立つ。地震の心理的影響、更地の供給増より、現状弱含みと予測するも、長期的には復興需要等も見込まれるが不透明。売買される土地面積にばらつきが有り、土地総額の明確な把握は困難である。 |
一般的要因 | 熊本地震後、復旧需要による持直しもあるが、人手不足等により復旧のテンポは不透明な状態である。当地域では地震影響より未だ回復していない。 |
不動産鑑定士 | 園田修司 |
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価格 | 26,400円/㎡ |
個別的要因 | 規模・総額の観点から、自己使用目的としての市場競争力はやや劣る。 |
地域要因 | 古い建物が多かったこともあり、解体された建物がやや多い。地震の影響により地価は上昇傾向からやや下落傾向に転じた。 |
市場の特性 | 同一需給圏は嘉島町及び隣接市町の住宅地域一帯。主たる需要者は、自己の居住目的で土地取得を望む同一需給圏内の居住者が中心。嘉島町では道路状態等に爪痕が残るものの復旧が進み、被害建物の解体、建替が進行するなど個々の不動産の効用の回復過程にある。同一需給圏内では被災による転出供給、転入需要が認められ、市場は回復途上あるものの、依然として市場の動きは鈍い。取引の絶対数が少なく、市場の中心価格帯は把握できない。 |
一般的要因 | 嘉島町は総人口は微減傾向。イオンモールやサントリー工場など全面再開には至っていない。熊本地震以降、総体的に売買市場の動きは鈍い。 |
地形・地質 | 三角州性低地河川の土砂が河口付近に堆積して形成された平野部分であり、長期スパンで見れば洪水の被害に合うリスクの高い地域である。 また、地震に対する地盤の強度も十分ではない。 農業用地として優れているが居住には耐えない。 このような土地を開発してリスクを十分に説明せずに居住用に販売する会社が存在することは嘆かわしいことである。 「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」:2点(5点満点中) |
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土地利用・植生 | 宅地,水田 |
黄砂エアロゾル | PM10及びPM2.5の飛散が国内においては比較的多いため、対策が必要。精密機器の製造などでは品質に問題を及ぼす可能性もある。 |
緯度・軽度 | 東経 32度7448449 北緯 130度7400464 |
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国土交通省鑑定評価書
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