宮崎県日南市飫肥１丁目３９４９番外(飫肥駅・内之田駅エリア)の不動産鑑定評価書(2017年01月01日地価公示)


26,900円

2017年01月01日に行った宮崎県日南市飫肥１丁目３９４９番外(宮崎県日南市飫肥１−４−３４)の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を26,900円/㎡としました。

宮崎県日南市飫肥１丁目３９４９番外の地価推移のグラフ

不動産鑑定結果

調査基準日2017年01月01日
所在及び地番宮崎県日南市飫肥１丁目３９４９番外
住居表示飫肥１−４−３４
価格26,900円/㎡
交通施設、距離飫肥、650m
地積264㎡
形状(1.0:2.0)
利用区分、構造建物などの敷地、S(鉄骨造)2F
利用現況店舗兼住宅
給排水等状況ガス・水道・下水
周辺の土地の利用現況店舗、金融機関等が存する国道沿いの商業地域
前面道路の状況北16.0m国道
その他の接面道路 
用途区分、高度地区、防火・準防火商業地域、準防火地域
建ぺい率、容積率80(%),400(%)
都市計画区域区分(都)都市計画区域
森林法、公園法、自然環境等 

松元義武氏による調査レポート

不動産鑑定士松元義武
価格26,900円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因長引く経済不況を受け、企業収益は低下し、商業地の新規需要は低迷している。
地域要因の将来予測当地域は観光客を対象とした飫肥城下町の商店街を形成している商業地であるが、経営者の高齢化等で店舗が 相次いで閉鎖し、商業地に対する需要は減退しており、今後ともこの傾向を継続していくものと予測される。
市場の特性同一需給圏は飫肥地区及び日南市周辺部の幹線・準幹線沿いの商業地域。需要者は同一需給圏内に地縁性を有する個人や法人事業者である。店舗経営者の高齢化や後継者不足から売上の向上は期待できず、店舗用地に対する需要は大きく減退しており、需要の中心となる価格帯は見出せない。
一般的要因農業・林業・水産業を基幹産業とする当市において、新たな産業振興策のない現状で、地域経済は疲弊してきている。

寺本文俊氏による調査レポート

不動産鑑定士寺本文俊
価格27,000円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因飫肥城下町の商店街であるが、郊外型店舗の進出による需要の減退傾向及び県内における景気回復の遅れの影響等により地価は弱含みで推移している。
地域要因の将来予測当該地域は、飫肥城下町の商店街で、土産物や日用品を対象とした店舗が連たんしているが、郊外型店舗の進出による影響等により、需要は減退傾向にあり、地価は弱含みで推移すると予測する。
市場の特性同一需給圏は、日南市に所在する商業地域及び住商混在地域の圏域である。需要者は、地元個人事業者が中心となっている。近隣地域及びその周辺地域は、飫肥城下町として古くから発展してきた観光名所で、観光客も見られるが、郊外型店舗の進出による影響等により、需要は弱含みで推移している。市内における商業地の取引は少なく、価格帯もまちまちで、需要の中心となる価格帯は見いだせない状況にある。
一般的要因景気は一部に改善の遅れもみられるが、緩やかな回復基調が続いている。県内の住宅地、商業地等の下落率についても緩和傾向にある。

環境情報

地形・地質

扇状地性低地

谷の出口など、河川流域の扇状の平地のことである。土地開発は非常に容易であり、造成地の地盤は一般的利用に耐えるものである。 地形性質上洪水や土石流の危険がある地域であり、上流のダム決壊や歴史的豪雨等、数十年から数百年に一度レベルの災害が発生した際には被害地域となる恐れがある。

「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」：3点(5点満点中)

土地利用・植生宅地
黄砂エアロゾルPM10及びPM2.5の飛散それぞれ認められるため、対応が必要。
緯度・軽度東経 31度6252937
北緯 131度356473

参考：該当物件周辺マップ

緑ピンクリックで他地域が見れます

宮崎県日南市大字星倉字中河原３２７１番７宮崎県日南市大字板敷字鳥居下８２７０番イ−１−丙

参考：近隣駅の地価相場

飫肥駅(地価相場 23,750円/㎡)内之田駅(地価相場 23,300円/㎡)日南駅(地価相場 25,500円/㎡)

引用

国土交通省鑑定評価書
PDF ダウンロード