岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字下宿４０番(岩泉駅エリア)の不動産鑑定評価書(2017年01月01日地価公示)


25,900円

2017年01月01日に行った岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字下宿４０番の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を25,900円/㎡としました。

岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字下宿４０番の地価推移のグラフ

不動産鑑定結果

調査基準日2017年01月01日
所在及び地番岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字下宿４０番
住居表示 
価格25,900円/㎡
交通施設、距離岩泉小本、17,000m
地積268㎡
形状(1.0:6.0)
利用区分、構造建物などの敷地、S(鉄骨造)2FB1
利用現況店舗兼住宅
給排水等状況ガス・水道・下水
周辺の土地の利用現況小売店舗が建ち並ぶ既成商業地域
前面道路の状況北8.5m町道
その他の接面道路 
用途区分、高度地区、防火・準防火商業地域
建ぺい率、容積率80(%),400(%)
都市計画区域区分(都)都市計画区域
森林法、公園法、自然環境等 

服部幸司氏による調査レポート

不動産鑑定士服部幸司
価格25,900円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はないものの、間口が狭く細長い画地のため市場競争力に見劣りする。
地域要因過疎化による商圏人口の減少に加え、台風10号による周辺の浸水被害や観光施設休業等の影響を受け、需要は減退傾向にある。
地域要因の将来予測台風10号により町内の産業基盤や観光施設が被害を受け、町外からの客入りの減少が懸念されるものの、近隣地域自体は早期に復旧しており、当面現況を維持する商業地域として推移するものと予測される。
市場の特性同一需給圏は岩泉町内の商業地域や住商混在地域及び県内内陸町村部の商業地域一円。需要者の中心は町内外の事業者や個人である。岩泉町内を商圏とする商業地域で、山間部のため郊外型路線商業施設の影響を受けにくいが、過疎化や高齢化による商圏の縮小に加え、岩泉町内の台風10号被害により観光客減少等の影響が長期化する可能性も懸念される。土地取引は需給とも少なく、画地規模も様々であるため取引需要の中心価格帯を把握することは困難である。
一般的要因岩泉町では平成28年8月末の台風10号により町内各所で浸水や土砂崩れ等による多数の家屋被害を受けた。

吉田美弥氏による調査レポート

不動産鑑定士吉田美弥
価格25,800円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因台風10号による被害は限定的で、早急に復旧したが、店舗の閉鎖や住宅地化による地域の衰退傾向は相変わらず続いている。
地域要因の将来予測商圏人口の減少や後継者難等による閉店から、専用住宅地の割合が増加しており、商業地としての需要は殆ど見られず、今後も地域の衰退傾向が続き、地価は下落傾向が継続するものと予測する。
市場の特性同一需給圏は岩泉町内及び近接町村の商業性を有する地域の範囲で、需要者は地元に地縁性をもつ事業者や個人が中心である。個人経営の小売店舗が主体の旧来からの商業地域であるが、過疎化・少子化による後継者難もあって空洞化が進行し、商況が低迷しているのに加え、台風10号による被害で観光施設が休業する等、町外からの集客力も低下している。土地取引が少なく、画地規模も様々であることから、需要の中心となる市場価格帯の把握は困難である。
一般的要因高齢化率・人口減少率が県平均を大幅に上回って高い当町で、平成28年8月の台風10号により多くの家屋被害が発生している。

環境情報

地形・地質

砂礫台地

砂礫・岩質の土質でできた起伏の少ない地形のことである。土地開発は容易であり、造成地の地質は比較的強固である。

「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」：3点(5点満点中)

扇状地性低地

谷の出口など、河川流域の扇状の平地のことである。土地開発は非常に容易であり、造成地の地盤は一般的利用に耐えるものである。 地形性質上洪水や土石流の危険がある地域であり、上流のダム決壊や歴史的豪雨等、数十年から数百年に一度レベルの災害が発生した際には被害地域となる恐れがある。

「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」：3点(5点満点中)

土地利用・植生宅地
黄砂エアロゾルPM10の飛散は国内においては比較的少ない。PM2.5の飛散については特に少ないというわけでは無いため対策が必要。
緯度・軽度東経 39度8462056
北緯 141度7916759

参考：該当物件周辺マップ

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岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字和川原１７番５岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字三本松５番２外岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字向町６８番岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字森の越４番１２岩手県下閉伊郡岩泉町岩泉字片畑７番１

参考：近隣駅の地価相場

岩泉駅(地価相場 23,000円/㎡)

引用

国土交通省鑑定評価書
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