広島県呉市広小坪1丁目17836番(仁方駅・広駅エリア)の不動産鑑定評価書(2017年01月01日地価公示)


36,100円

2017年01月01日に行った広島県呉市広小坪1丁目17836番(広島県呉市広小坪1−15−2)の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を36,100円/㎡としました。

広島県呉市広小坪1丁目17836番の地価推移のグラフ

不動産鑑定結果

調査基準日2017年01月01日
所在及び地番広島県呉市広小坪1丁目17836番
住居表示広小坪1−15−2
価格36,100円/㎡
交通施設、距離広、4,900m
地積99㎡
形状(1.0:1.0)
利用区分、構造建物などの敷地、W(木造)2F
利用現況住宅
給排水等状況ガス・水道・下水
周辺の土地の利用現況中小規模一般住宅が多く見られる住宅地域
前面道路の状況北西2.5m市道
その他の接面道路 
用途区分、高度地区、防火・準防火第一種中高層住居専用地域
建ぺい率、容積率60(%),200(%)
都市計画区域区分市街化区域
森林法、公園法、自然環境等 

片山祐輔氏による調査レポート

不動産鑑定士片山祐輔
価格36,000円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因広地区中心から距離を有するエリアであり、地縁的選好性が強く認められること等から、需要は低迷している。
地域要因の将来予測街路条件に劣る旧来からの住宅地域として既に熟成しており、地域的特性は現状のまま推移するものと予測される。地縁性の強い地域であり需要は限られており、地価は弱含みで推移するものと予測される。
市場の特性同一需給圏は、広地区臨海部の小坪地区や隣接する長浜地区を始めとして、広く仁方,川尻エリアまで及ぶものと判定される。同一需給圏に地縁的選好性を持つ個人による需要が大半を占め、同一需給圏外からの転入者は限定的である。広地区における宅地需要は、利便性の高いJR駅周辺及び土地区画整理事業地内に集中しており、同一需給圏の選好性は低い。なお、画地規模等で幅は見られるものの、土地のみで350∼500万円程度が中心価格帯と判定される。
一般的要因全般的な経済動向は基調的に緩やかな回復傾向を示し、雇用・所得環境の改善を背景に個人消費は底堅く推移し、住宅投資についても持ち直している。

村永朋氏による調査レポート

不動産鑑定士村永朋
価格36,200円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因の将来予測県道広仁方停車場線北側背後山裾部に在来住宅が建ち並ぶ地域である。広地区中心部から離れ、街路条件、交通利便性に劣り、今後も現状と大差なく推移すると予測する。住宅需要が小さく地価水準は下落傾向を予測する。
市場の特性同一需給圏は概ね広、仁方地区を中心とした圏域。需要者の中心は臨海部の広長浜地区及び広小坪地区に地縁性を有する個人等で、他地区からの転入はほとんど見られない。平坦地に乏しく新規の土地分譲に乏しいため、市場の成熟度に劣る。土地は100㎡∼150程度で400万円前後が取引の中心。新築の戸建住宅は2,000万∼2,500万円前後である。
一般的要因呉市は造船、鉄鋼、機械、海運を中心とする産業都市で、先行きは為替等においてやや不安があるものの、製造業は全体的には依然好調である。討 ⑧-2標準地が共通地点(指定基準地と同一 成広小坪地区の緩傾斜地に位置する旧来[地域要因]因からの住宅地域で、住宅需要は地縁的な限定を伴うため少ない。

環境情報

地形・地質

石灰岩

石灰岩で出来た土地。土地開発には造成コストがかかるが地盤は比較的強固。農地には盛土が必要。

堆積岩

堆積岩で出来た土地。地盤の形成された時期によっては液状化などのリスクが有る。

土地利用・植生宅地,ヤブツバキクラス域代償植生
黄砂エアロゾルPM10及びPM2.5の飛散それぞれ認められるため、対応が必要。
緯度・軽度東経 34度2091492
北緯 132度6355053

参考:該当物件周辺マップ

緑ピンクリックで他地域が見れます

広島県呉市郷原町字田中1318番ほか1筆広島県呉市広町字中迫7385番316広島県呉市広長浜4丁目16720番322

参考:近隣駅の地価相場

仁方駅(地価相場 49,800円/㎡)広駅(地価相場 53,700円/㎡)新広駅(地価相場 53,700円/㎡)

引用

国土交通省鑑定評価書
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