24,000円
2017年01月01日に行った福島県南相馬市原町区大木戸字南東方81番32の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を24,000円/㎡としました。
調査基準日 | 2017年01月01日 |
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所在及び地番 | 福島県南相馬市原町区大木戸字南東方81番32 |
住居表示 | |
価格 | 24,000円/㎡ |
交通施設、距離 | 原ノ町、3,700m |
地積 | 264㎡ |
形状 | (1.0:1.0) |
利用区分、構造 | 建物などの敷地、W(木造)2F |
利用現況 | 住宅 |
給排水等状況 | ガス・水道・下水 |
周辺の土地の利用現況 | 一般住宅を主体に農地が多く見られる住宅地域 |
前面道路の状況 | 南東6.0m市道 |
その他の接面道路 | |
用途区分、高度地区、防火・準防火 | |
建ぺい率、容積率 | 60(%),200(%) |
都市計画区域区分 | (都)都市計画区域 |
森林法、公園法、自然環境等 |
不動産鑑定士 | 佐藤忠信 |
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価格 | 24,000円/㎡ |
個別的要因 | 南東道路の優位性が認められる。 |
地域要因 | 震災被災者等による土地取得はなお堅調で、周辺地域一帯で農地の宅地転用が進展している。 |
地域要因の将来予測 | 不動産業者による小規模開発や被災者を主に個人による農地の宅地転用が各所に見られる地域であり、当面の間、宅地集積が高まっていくものと予測する。 |
市場の特性 | 同一需給圏は、原町区内の住宅地域で特に市街地南西部地区と代替性が高い。郊外部に位置し、震災前は需要者の中心は市内居住者及び地縁者が主であったが震災後は被災者の需要が急増した。需要は市街地中心部から郊外部に波及しており被災者が転用目的に農地を取得するケースも多い。需要の中心は土地が600万円∼900万円程度であるが高価格帯の取引も散見される。新築戸建は2000万円∼2500万円が需要の中心となっている。 |
一般的要因 | 市内の避難指示解除や新産業誘致等の経済活性化要因が見られる一方、活況を呈してきた建設業等で先行き不透明感が生じつつある。 |
不動産鑑定士 | 岩渕大毅 |
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価格 | 24,000円/㎡ |
個別的要因 | 南東道路に面しており、やや方位の優位性が認められる。 |
地域要因 | 未だ継続する被災者の移転需要を背景に、農地から宅地への用途変更が多く見られる地域である。 |
地域要因の将来予測 | 原町区の中心より南西方郊外に位置する住宅地域であり、地域の周辺に未利用地が多く見られる。一時の勢いはないものの、未だに残る被災者移転需要等の動きを背景に、地価水準には上昇の傾向が見られる。 |
市場の特性 | 同一需給圏は南相馬市原町区内の住宅地域一円で、特に郊外部の住宅地との代替競争関係が強い。従来、需要者は原町区内在住の地縁的選好性を有する第一次取得者等が中心で、同一需給圏外からの転入者は少なかったものの、被災者による住宅移転需要が未だ継続し、農地の宅地への用途変更が進行していることから地価は上昇傾向で推移している。市場における中心価格帯は、土地は総額で500∼900万円程度、新築戸建で2000∼2500万円程度である。 |
一般的要因 | 地方圏においては人口減等の要因を背景に特に郊外部において地価の上昇要因に乏しく、住宅地一画地の規模は単価と総額の関係より縮小傾向にある。 |
地形・地質 | 火山灰台地火山灰土に覆われた起伏の少ない地形のことである。土地開発は容易であり、造成地の地盤は一般的利用に耐えるものである。 「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」:3点(5点満点中) |
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土地利用・植生 | 水田,畑,ヤブツバキクラス域代償植生 |
黄砂エアロゾル | PM10の飛散は国内においては比較的少ない。PM2.5の飛散については特に少ないというわけでは無いため対策が必要。 |
緯度・軽度 | 東経 37度690694 北緯 140度9404424 |
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国土交通省鑑定評価書
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