北海道白老郡白老町字萩野71番16(萩野駅・北吉原駅エリア)の不動産鑑定評価書(2017年01月01日地価公示)


7,100円

2017年01月01日に行った北海道白老郡白老町字萩野71番16の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を7,100円/㎡としました。

北海道白老郡白老町字萩野71番16の地価推移のグラフ

不動産鑑定結果

調査基準日2017年01月01日
所在及び地番北海道白老郡白老町字萩野71番16
住居表示 
価格7,100円/㎡
交通施設、距離萩野、570m
地積330㎡
形状(1.0:2.0)
利用区分、構造建物などの敷地、W(木造)2F
利用現況住宅
給排水等状況ガス・水道・下水
周辺の土地の利用現況中規模一般住宅のほか空地も見られる住宅地域
前面道路の状況南東6.9m町道
その他の接面道路 
用途区分、高度地区、防火・準防火第二種住居地域
建ぺい率、容積率60(%),200(%)
都市計画区域区分市街化区域
森林法、公園法、自然環境等 

吉田仁氏による調査レポート

不動産鑑定士吉田仁
価格7,100円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因地域要因に大きな変動要因は見受けられず、当面は現状のまま推移するものと見込まれるが、海岸寄りの住宅地需要は弱く、地価は下落傾向にある。
地域要因の将来予測萩野駅周辺、国道南背後の沿岸部に形成された既成住宅地域で、地域経済の低迷等に加えて、海岸に近く、潮害や震災後の懸念で住宅地需要は弱く、今後も地価下落を継続して行くものと予測する。
市場の特性同一需給圏は、当町の住宅地全域と見込まれる。需要者の中心は、萩野、北吉原地区に地縁的選好性を有する居住者が主である。近隣地域は萩野駅周辺の熟成した既成住宅地域であるが、地域経済の低迷及び人口減少等、更に沿岸部の立地性から土地需要は弱い。更地取引で200万円前後、中古物件では500万円から700万円程度が需要の中心となっている。
一般的要因北海道の景気は、一部都市部に回復傾向も見受けられるが、白老町は人口・世帯減などにより町勢は衰退しており、不動産需要は低調である。

伊澤珠樹氏による調査レポート

不動産鑑定士伊澤珠樹
価格7,100円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因白老港に関連した地域であるが、海岸部に近い住宅地域のため人気は薄く、今後も不動産需要はあまり見込めないものと思料する。
地域要因の将来予測萩野地区において海岸に近い住宅地域であり、潮害被害等が懸念されるため人気は薄い。地域に格別の変動要因は見当たらないが、需要減退の動きは変わらず、地価は今後も下落傾向が続くものと予測する。
市場の特性同一需給圏は萩野・北吉原地区の戸建住宅地域一円。需要者の中心は地元居住者及び漁業関連業者等が主体であり、町外からの転入者は少ない。海岸に近く、潮害・水害等への懸念から人気は薄く、需要減退の傾向は今後も続くものと思われる。需要の中心となる価格帯は、更地取引で200∼300万円程度、中古住宅は取引価格がまちまちであり価格帯の判断は難しい。
一般的要因白老町においては景気は停滞状況が続き、人口減・高齢化等により活性化も難しく、不動産需要は冷え込んでいる。

環境情報

地形・地質

砂丘・砂堆

砂で覆われた地域。農業用地としても住居用地として土地開発が難しい、まとまって大きな用地の取得が出来るという利点がある。

「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」:3点(5点満点中)

土地利用・植生宅地
黄砂エアロゾルPM10の飛散は国内においては比較的少ない。PM2.5の飛散については特に少ないというわけでは無いため対策が必要。
緯度・軽度東経 42度5175176
北緯 141度3031469

参考:該当物件周辺マップ

緑ピンクリックで他地域が見れます

北海道白老郡白老町字北吉原167番10北海道白老郡白老町栄町2丁目4番21北海道白老郡白老町字萩野312番30北海道白老郡白老町字北吉原153番5

参考:近隣駅の地価相場

萩野駅(地価相場 6,700円/㎡)北吉原駅(地価相場 6,050円/㎡)

引用

国土交通省鑑定評価書
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