34,100円
2017年01月01日に行った静岡県焼津市石津港町19番14外の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を34,100円/㎡としました。
調査基準日 | 2017年01月01日 |
---|---|
所在及び地番 | 静岡県焼津市石津港町19番14外 |
住居表示 | |
価格 | 34,100円/㎡ |
交通施設、距離 | 焼津、4,000m |
地積 | 164㎡ |
形状 | (1.0:2.0) |
利用区分、構造 | 建物などの敷地、W(木造)2F |
利用現況 | 住宅 |
給排水等状況 | ガス・水道・下水 |
周辺の土地の利用現況 | 低層一般住宅を主に倉庫等も見られる住宅地域 |
前面道路の状況 | 南6.0m市道 |
その他の接面道路 | |
用途区分、高度地区、防火・準防火 | 第二種中高層住居専用地域 |
建ぺい率、容積率 | 60(%),150(%) |
都市計画区域区分 | 市街化区域 |
森林法、公園法、自然環境等 |
不動産鑑定士 | 高橋秀明 |
---|---|
価格 | 34,000円/㎡ |
個別的要因 | 南道路であることから、近隣地域内の標準的な画地と比較して優る。特に個別的要因に変動は見受けられない。 |
地域要因 | 海岸に近い住宅地域で、津波リスクが懸念される地域であることから需要は縮小傾向で推移している。 |
地域要因の将来予測 | 格別の変動要因もないことから、今後も現状を維持するものと思われるが、津波リスクが懸念される地域であることから土地需要は弱含みで推移していくものと予測する。 |
市場の特性 | 同一需給圏は志太地域一円の住宅地域。需要者は焼津市内の30∼40代の1次取得者が中心で、他の地域からの転入者は非常に少ない。戸建住宅が建ち並ぶ沿岸部の住宅地域であるが、津波リスクが懸念される地域であり、また周辺での宅地供給も多いことから不動産需要は非常に弱い状況にある。新築戸建は周辺ではあまり見られず、需要の中心となる価格帯は見出せないが、土地は500万∼1,000万円程度が中心となる価格帯である。 |
一般的要因 | 土地取引件数、新設住宅着工件数は減少傾向に歯止めがかかった状況にあるが、依然として低水準であり、土地需要は弱含みで推移している。 |
不動産鑑定士 | 芝口直樹 |
---|---|
価格 | 34,200円/㎡ |
個別的要因 | 個別的要因に変動はない。 |
地域要因 | 沿岸部近くで需要が乏しいことに加え、付近の区画整理事業により宅地供給がなされているため、引き続き需給バランスの悪化が継続している。 |
地域要因の将来予測 | 海岸線に近接した住宅地域で、震災時の津波被害が懸念されている。周辺には成約できない売り物件が多くみられ、需要の減退が著しいことから、今後は現状維持ないしやや衰退気味に推移していくことが予測される。 |
市場の特性 | 同一需給圏は焼津市を中心に藤枝市等を含む志太エリア内の住宅地域一円。需要者は市内または静岡市等の周辺市に勤務先を有する一次取得者が中心である。もともと区画整理がなされた居住環境良好な住宅地域であったが、津波リスクが顕在化して以来、海岸線から近い当地域の需要は激減し、付近の新規区画整理地や内陸部への需要シフトが進んでいる。土地は500万円∼800万円程度、新築戸建物件はここのところほとんど供給がない。 |
一般的要因 | 沿岸部における不動産需要は引き続き低迷しており、需要は内陸部にシフトしている。シフト先は周辺他市のケースもあり、市況は全般に弱い。 |
地形・地質 | 扇状地性低地谷の出口など、河川流域の扇状の平地のことである。土地開発は非常に容易であり、造成地の地盤は一般的利用に耐えるものである。 地形性質上洪水や土石流の危険がある地域であり、上流のダム決壊や歴史的豪雨等、数十年から数百年に一度レベルの災害が発生した際には被害地域となる恐れがある。 「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」:3点(5点満点中) |
---|---|
土地利用・植生 | 宅地 |
災害リスク:津波 | 推定津波浸水域(安政元年(1854)12月23日 安政東海地震津波) 過去の周辺地域の津波被害の確認が必要。 |
黄砂エアロゾル | PM10の飛散は国内においては比較的少ない。PM2.5の飛散については特に少ないというわけでは無いため対策が必要。 |
緯度・軽度 | 東経 34度8438815 北緯 138度3269084 |
緑ピンクリックで他地域が見れます
静岡県焼津市小川字出口道下1367番5静岡県焼津市石津向町28番10外静岡県焼津市小川新町4丁目1901番5静岡県焼津市田尻北字籠之鼻312番1外
国土交通省鑑定評価書
PDF ダウンロード