福島県いわき市小名浜玉川町東１３番１６の不動産鑑定評価書(2016年01月01日地価公示)


35,600円

2016年01月01日に行った福島県いわき市小名浜玉川町東１３番１６の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を35,600円/㎡としました。

福島県いわき市小名浜玉川町東１３番１６の地価推移のグラフ

不動産鑑定結果

調査基準日2016年01月01日
所在及び地番福島県いわき市小名浜玉川町東１３番１６
住居表示 
価格35,600円/㎡
交通施設、距離湯本、5,500m
地積262㎡
形状(1.0:1.5)
利用区分、構造建物などの敷地、W(木造)2F
利用現況住宅
給排水等状況ガス・水道・下水
周辺の土地の利用現況一般住宅等が建ち並ぶ区画整然とした住宅地域
前面道路の状況北6.0m市道
その他の接面道路 
用途区分、高度地区、防火・準防火第一種中高層住居専用地域
建ぺい率、容積率60(%),200(%)
都市計画区域区分市街化区域
森林法、公園法、自然環境等 

河谷元氏による調査レポート

不動産鑑定士河谷元
価格36,000円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因市街地からやや離れるものの居住環境や商業施設の利便性と比較して割安感があり、需要の高い状態が続いている。
地域要因の将来予測住宅地としての熟成度が高く、国道の利便性も認められるため、当面は現況を維持するものと予測。地価は被災地からの移転需要が高い地域であり、しばらくは上昇傾向が続くものと予測する。
市場の特性同一需給圏はいわき市内の住宅地域一帯。需要者は通常は市内を中心に市外からの転入が幾分見られる程度であったが、震災以降は双葉郡からの避難移転が極めて増加している。遊休地の宅地開発や中古住宅の売物件が継続して見られるものの、移転需要の急激な増大に供給が追い付かず品薄感が強い。取引の中心的な価格帯は、土地が230∼280㎡で700∼1，000万円程度であるが、需要過多によりこれを大きく超える取引も散見される。
一般的要因津波等の被災地からの移転需要の影響が大きく、住宅地を中心に需要の高い状態が続いている。

小野博氏による調査レポート

不動産鑑定士小野博
価格35,200円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因地域要因に特段の変動は見られないが、震災避難者の移転需要が継続しており、地価が上昇している。
地域要因の将来予測今後も成熟した住宅団地として概ね現状を維持すると予測する。震災・原発事故に伴う移転需要はピークを越えたものの、地価水準は当面、強含みで推移すると予測する。
市場の特性同一需給圏は小名浜西部地区及び常磐地区を中心とする住宅地域。需要者の中心は、震災以前は市内に居住する1次取得者層であったが、震災後は移転需要の増加に伴い市外からの転入者等が多くを占める。当該地域は成熟した住宅団地で、中古住宅を中心とした移転需要が継続しており、需給は強含みである。土地は250㎡程度で1，000万円以内、戸建ての新築住宅は見られないが、総額3，000万円以内が需要の中心価格帯となると思われる。
一般的要因移転需要はピークを越えたものの、依然として継続しており、宅地の供給不足から地価の上昇が続いている。

環境情報

地形・地質

三角州性低地

河川の土砂が河口付近に堆積して形成された平野部分であり、長期スパンで見れば洪水の被害に合うリスクの高い地域である。 また、地震に対する地盤の強度も十分ではない。 農業用地として優れているが居住には耐えない。 このような土地を開発してリスクを十分に説明せずに居住用に販売する会社が存在することは嘆かわしいことである。

「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」：2点(5点満点中)

土地利用・植生宅地
土壌黒泥土壌
黄砂エアロゾルPM10の飛散は国内においては比較的少ない。PM2.5の飛散については特に少ないというわけでは無いため対策が必要。
緯度・軽度東経 36度9835757
北緯 140度8895022

参考：該当物件周辺マップ

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参考：近隣駅の地価相場

引用

国土交通省鑑定評価書
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