27,700円
2016年01月01日に行った福島県いわき市勿来町窪田馬場7番4の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を27,700円/㎡としました。
調査基準日 | 2016年01月01日 |
---|---|
所在及び地番 | 福島県いわき市勿来町窪田馬場7番4 |
住居表示 | |
価格 | 27,700円/㎡ |
交通施設、距離 | 勿来、2,700m |
地積 | 297㎡ |
形状 | (1.0:1.5) |
利用区分、構造 | 建物などの敷地、W(木造)2F |
利用現況 | 住宅 |
給排水等状況 | ガス・水道・下水 |
周辺の土地の利用現況 | 一般住宅の中に空地等が見られる既成住宅地域 |
前面道路の状況 | 北3.6m市道 |
その他の接面道路 | |
用途区分、高度地区、防火・準防火 | 第一種住居地域 |
建ぺい率、容積率 | 60(%),200(%) |
都市計画区域区分 | 市街化区域 |
森林法、公園法、自然環境等 |
不動産鑑定士 | 星勝行 |
---|---|
価格 | 27,600円/㎡ |
個別的要因 | 特に変動要因は認められない。 |
地域要因 | 特に変動はない。移転需要の影響が少ない勿来地区の既成住宅地であるが、住宅地の需給動向から需要は安定基調にある。 |
地域要因の将来予測 | 既成の戸建住宅地であり、特に変動要因はなく、今後も現状を維持すると思われる。街路条件の劣る既成住宅地で需要は限定的であるが、植田地区等の住宅地価の割高感から、地価は当面安定基調で推移すると予測する。 |
市場の特性 | 同一需給圏はいわき市南部の住宅地域であり、特に勿来地区の既成住宅地と緊密な価格牽連性をもつ。需要者の中心は圏内に地縁性を有する一次取得者層で、圏外からの需要は少ない。商店街に接近しているが商況は低迷して優位性は認められず、街路に難もあり、需要は弱いが、市内の震災後の宅地需給動向から、需要は比較的安定している。土地は300㎡程度で1,000万円以下程度、新築の戸建住宅は2,500∼3,000万円程度の物件が需要の中心。 |
一般的要因 | 個人消費・企業・雇用動向が好調で緩やかな回復基調が継続しており、需給動向は強含んでいるが、双葉郡からの移転需要が一段落しつつある。 |
不動産鑑定士 | 齋藤和彦 |
---|---|
価格 | 27,700円/㎡ |
個別的要因 | 個別的要因に変動はない。 |
地域要因 | 街路条件の劣る既成住宅地域で特段の変動はなく、移転需要の漸減により、市南部の住宅地域の需給動向は次第に軟調傾向にある。 |
地域要因の将来予測 | 一部空地も残る既成住宅地域で、環境形成に格別の変動はなく当分の間は現状を持続するものと予測する。地価は移転需要の漸減に伴い、上昇幅縮小から次第に安定的に推移に向かうものと予測する。 |
市場の特性 | 同一需給圏は、市南部の住宅地域一円で、中でも勿来地区の既成住宅地域との代替性が高い。需要者は従前は市内居住者が中心で、需要は低調であったが、移転需要による供給不足を受けて地価はやや上昇した。直近では、特に市南部で移転需要の減少傾向が顕著となっている。土地は300㎡程度で800万円∼1,000万円前後、新築の戸建物件は建物の規模等にもよるが3,000万円∼3,500万円前後が需要の中心価格帯である。 |
一般的要因 | 原発事故に起因する移転需要により、山間部等を除き、顕著に地価上昇。同需要は漸減しているが、地価は震災・原発事故前に比べ高水準で推移。 |
地形・地質 | 三角州性低地河川の土砂が河口付近に堆積して形成された平野部分であり、長期スパンで見れば洪水の被害に合うリスクの高い地域である。 また、地震に対する地盤の強度も十分ではない。 農業用地として優れているが居住には耐えない。 このような土地を開発してリスクを十分に説明せずに居住用に販売する会社が存在することは嘆かわしいことである。 「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」:2点(5点満点中) |
---|---|
土地利用・植生 | 宅地 |
黄砂エアロゾル | PM10の飛散は国内においては比較的少ない。PM2.5の飛散については特に少ないというわけでは無いため対策が必要。 |
緯度・軽度 | 東経 36度8931056 北緯 140度7633099 |
緑ピンクリックで他地域が見れます
福島県いわき市中之作字川岸1番福島県いわき市常磐上湯長谷町湯台堂1番26福島県いわき市勿来町酒井赤坂1番1外福島県いわき市常磐下湯長谷町2丁目8番3福島県いわき市常磐松が台176番福島県いわき市明治団地17番22
国土交通省鑑定評価書
PDF ダウンロード