29,000円
2017年01月01日に行った宮城県牡鹿郡女川町女川浜字大原480番17(宮城県牡鹿郡女川町(女川町被災市街地復興SG−11−1))の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を29,000円/㎡としました。
調査基準日 | 2017年01月01日 |
---|---|
所在及び地番 | 宮城県牡鹿郡女川町女川浜字大原480番17 |
住居表示 | (女川町被災市街地復興SG−11−1) |
価格 | 29,000円/㎡ |
交通施設、距離 | 女川、200m |
地積 | 297㎡ |
形状 | (1.0:1.0) |
利用区分、構造 | 建物などの敷地、W(木造)2F |
利用現況 | 店舗 |
給排水等状況 | ガス・水道・下水 |
周辺の土地の利用現況 | 小売店舗、飲食店等が建ちつつある駅前商業地域 |
前面道路の状況 | 西19.0m町道 |
その他の接面道路 | |
用途区分、高度地区、防火・準防火 | 商業地域 |
建ぺい率、容積率 | 80(%),400(%) |
都市計画区域区分 | 市街化区域 |
森林法、公園法、自然環境等 |
不動産鑑定士 | 秋元康男 |
---|---|
価格 | 29,000円/㎡ |
個別的要因 | 地域内では概ね標準的な要因を有し選好性は普通である。変動状況としては特段の要因は無い。 |
地域要因 | 駅前商業エリアの整備が進むが道半ばであり、店舗集積及び繁華性の向上には一定の時間を要すると思われる。 |
地域要因の将来予測 | 土地区画整理事業による区画整然とした商業地域であり、成熟途上である。今後、まちなか再生計画等の進捗に伴う店舗集積や繁華性の向上が期待される。 |
市場の特性 | 同一需給圏は、女川町及び隣接する石巻市の商業地域と判断した。主たる需要者は、地縁を有する自営業者等である。平成28年12月には、駅前商業エリアに「地元市場ハマテラス」が開業する等、復興は漸次進捗している。今後、金融機関の出店等が計画されており繁華性向上が期待される。取得目的等により取引価格にはやや乖離があると思われ、需要の中心価格帯を見出すのはやや困難である。 |
一般的要因 | 復興事業は漸次進捗しているが、道半ば。人口流出傾向は継続。高齢化率も上昇基調。主要産業の水産業の早期復興や中心部のにぎわい創出に期待。 |
不動産鑑定士 | 高田康弘 |
---|---|
価格 | 29,000円/㎡ |
個別的要因 | ほぼ標準的な画地で他の不動産との間で競争力に優劣はない。 |
地域要因 | 土地区画整理事業が進行中の駅前商業エリア内では店舗の建設・出店がが進んでおり、繁華性が向上してきている。 |
地域要因の将来予測 | 土地区画整理事業が進行中で、シーパルピア女川を中心に、小売店舗や飲食店等が集積しつつある。平成28年12月には地元市場ハマテラスが完成し、今後さらに地域の発展及び繁華性の向上が期待される。 |
市場の特性 | 同一需給圏は女川町各所に形成された商業地域及び商住混在地域。需要者は地縁性を有する個人事業者、中小法人がほとんどである。土地区画整理事業の進捗に伴って、震災後仮設店舗で営業していた小売店舗や飲食店等が中心となって駅前商業エリアに集積しつつあり、今後の発展が期待される。不動産取引はほとんどなく、取引の中心となる価格帯は現在見い出せない状況にある。 |
一般的要因 | 震災前に比べ人口が3割以上減少しているが、駅前商業エリアの開業や高台住宅団地整備の進捗等により人口流出に歯止めがかかることが期待される。 |
地形・地質 | 三角州性低地河川の土砂が河口付近に堆積して形成された平野部分であり、長期スパンで見れば洪水の被害に合うリスクの高い地域である。 また、地震に対する地盤の強度も十分ではない。 農業用地として優れているが居住には耐えない。 このような土地を開発してリスクを十分に説明せずに居住用に販売する会社が存在することは嘆かわしいことである。 「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」:2点(5点満点中) |
---|---|
土地利用・植生 | 宅地 |
黄砂エアロゾル | PM10の飛散は国内においては比較的少ない。PM2.5の飛散については特に少ないというわけでは無いため対策が必要。 |
緯度・軽度 | 東経 38度442481 北緯 141度4462296 |
緑ピンクリックで他地域が見れます
宮城県牡鹿郡女川町女川浜字大原40番6宮城県牡鹿郡女川町鷲神浜字鷲神122番宮城県牡鹿郡女川町女川浜字女川139番宮城県牡鹿郡女川町鷲神浜字荒立32番44宮城県牡鹿郡女川町石浜字崎山33番1宮城県牡鹿郡女川町字黄金町39番宮城県牡鹿郡女川町宮ケ崎字宮ケ崎2番8
国土交通省鑑定評価書
PDF ダウンロード