熊本県荒尾市樺字向山2311番11の不動産鑑定評価書(2017年01月01日地価公示)


13,000円

2017年01月01日に行った熊本県荒尾市樺字向山2311番11の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を13,000円/㎡としました。

熊本県荒尾市樺字向山2311番11の地価推移のグラフ

不動産鑑定結果

調査基準日2017年01月01日
所在及び地番熊本県荒尾市樺字向山2311番11
住居表示 
価格13,000円/㎡
交通施設、距離南荒尾、7,500m
地積285㎡
形状(1.0:1.0)
利用区分、構造建物などの敷地、W(木造)1F
利用現況住宅
給排水等状況ガス・水道・下水
周辺の土地の利用現況空地、農地が多く見られる郊外の一般住宅地域
前面道路の状況南東4.0m私道
その他の接面道路 
用途区分、高度地区、防火・準防火 
建ぺい率、容積率60(%),200(%)
都市計画区域区分(都)都市計画区域
森林法、公園法、自然環境等 

中西信久氏による調査レポート

不動産鑑定士中西信久
価格12,900円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因市郊外の空地の多い居住環境の劣る既成住宅地域であり、積極的な需要は少なく、依然として地価は下落傾向で推移している。
地域要因の将来予測郊外の、周辺に農地、山林が見られる空地の多い古くからの一般住宅地域。少子高齢化による人口減少等により今後も住環境の変化は期待できず、地価水準は下落傾向で推移していくものと予測する。
市場の特性同一需給圏は、荒尾市郊外の空地の多い居住環境の劣る既成住宅地域。需要者は、荒尾市内の居住者がほとんどを占める。開発分譲が比較的活発な市北東部の緑ヶ丘地区周辺の人気が高く、需要も堅調であることから、二極化現象が顕在化し、生活の利便性が劣る市郊外の住宅地の需要は低迷している。土地は300㎡で400万円前後、新築戸建物件は1,800万円程度が取引の中心である。
一般的要因荒尾市は熊本地震の影響は殆どなく、県内景気も復興需要の顕在化により回復に転じているが、住環境の劣る住宅地の需要は依然として低迷。

菊川耕思氏による調査レポート

不動産鑑定士菊川耕思
価格13,000円/㎡
個別的要因代替・競争等の関係にある不動産と比較した場合、接面道路方位が南東であるため、日照・通風等の居住環境の面でやや優っている。
地域要因市中心部から離れた郊外部に存する利便性が劣る住宅地域であることから、土地需要は弱く、地価は下落傾向で推移している。
地域要因の将来予測近隣地域は、周辺に農地等が見られる一般住宅を中心とした郊外部に存する住宅地域である。地域内に土地需要を増加させる格別の変動要因はなく、当面は土地価格は下落傾向で推移していくものと予測する。
市場の特性同一需給圏は、荒尾市樺周辺の住宅地域を中心に荒尾市郊外部の住宅地域に及び、需要者層は、自己の居住目的での土地取得を望む荒尾市の勤労者世帯層等が中心である。市中心部から離れた郊外部に存し、利便性が劣る住宅地域であること等から土地取引件数は少なく、取引規模・総額にもバラツキがあるため需要の中心となる価格帯は見いだせない。なお、土地総額で1000万円を超える物件への需要は少ない。
一般的要因荒尾市における熊本地震による影響は少ないものの、人口減少や地域経済の低迷の影響等から、総じて土地需要は全般的に弱い。

環境情報

地形・地質

半固結・固結堆積物

不均質かつ未固結な土塊類(あるいは岩塊類)から構成されルーズな土地、斜面はしばしば土砂災害の原因となる。

扇状地性低地

谷の出口など、河川流域の扇状の平地のことである。土地開発は非常に容易であり、造成地の地盤は一般的利用に耐えるものである。 地形性質上洪水や土石流の危険がある地域であり、上流のダム決壊や歴史的豪雨等、数十年から数百年に一度レベルの災害が発生した際には被害地域となる恐れがある。

「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」:3点(5点満点中)

土地利用・植生宅地,ヤブツバキクラス域代償植生,水田
黄砂エアロゾルPM10及びPM2.5の飛散が国内においては比較的多いため、対策が必要。精密機器の製造などでは品質に問題を及ぼす可能性もある。
緯度・軽度東経 32度9658111
北緯 130度4902658

参考:該当物件周辺マップ

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熊本県荒尾市原万田字倉懸42番135熊本県荒尾市野原字南屋敷1597番熊本県荒尾市府本字南中町201番1熊本県荒尾市上井手字藤原613番熊本県荒尾市八幡台3丁目92番熊本県荒尾市荒尾字西貞尾2721番9熊本県荒尾市荒尾字矢の浦1763番1熊本県荒尾市野原字北屋敷1542番4

参考:近隣駅の地価相場

引用

国土交通省鑑定評価書
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