宮城県亘理郡亘理町字中町１０番(亘理駅・逢隈駅エリア)の不動産鑑定評価書(2017年01月01日地価公示)


37,500円

2017年01月01日に行った宮城県亘理郡亘理町字中町１０番の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を37,500円/㎡としました。

宮城県亘理郡亘理町字中町１０番の地価推移のグラフ

不動産鑑定結果

調査基準日2017年01月01日
所在及び地番宮城県亘理郡亘理町字中町１０番
住居表示 
価格37,500円/㎡
交通施設、距離亘理、1,100m
地積418㎡
形状(6.5:1.0)
利用区分、構造建物などの敷地、S(鉄骨造)3F
利用現況店舗兼住宅
給排水等状況ガス・水道・下水
周辺の土地の利用現況店舗を中心に、医院、住宅が混在する商業地域
前面道路の状況南16.0m県道
その他の接面道路西側道
用途区分、高度地区、防火・準防火商業地域
建ぺい率、容積率80(%),400(%)
都市計画区域区分(都)都市計画区域
森林法、公園法、自然環境等 

齋藤和雄氏による調査レポート

不動産鑑定士齋藤和雄
価格37,500円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因既成の商業地域で車輌通行量は多いが、人が滞留する店舗等が少なく、繁華性が乏しい。需要は小幅ながら下落状態が続いている。
市場の特性同一需給圏の範囲は岩沼市、大河原町等の商業地域。需要者の中心は店舗経営の法人、個人等である。当該地域は中小店舗、医院等が建ち並ぶ県道沿いの商業地域である。同一県道沿いの東方には、震災で津波被災したみやぎ生協等の大規模店舗集積地があるが、5年経て以前同様に繁華性を取り戻している。中小店舗地域の宅地需要は減少傾向にある。市場の中心価格帯は把握しにくいが、土地は420㎡程度で1600万円弱と思料する。
一般的要因亘理町の大規模小売店舗は、震災前と同様に顧客が戻りつつある。中小店舗が並ぶ商業地域とは、需要に差が生じつつある。

須藤信行氏による調査レポート

不動産鑑定士須藤信行
価格37,500円/㎡
個別的要因街路の接面関係は角地であるが、形状に難があり、競争力は標準的な水準にある。
地域要因震災後の移転需要は既に収束しており、郊外部への商業施設集積の影響等により、旧来の中心商店街の商況は低迷気味で、地価は依然下落傾向にある。
市場の特性同一需給圏は、亘理町、岩沼市、柴田町等の幹線道路沿いを中心とした商業地域。需要者の中心は、同一需給圏内に地縁的選好性を有する個人・法人である。当該地域は町中心部にある既存の商業地域で、震災後、被災地からの店舗のほか住宅の移転需要の影響等で、やや持ち直しの兆しが見られたが、震災に起因する移転需要が既に収束しており、需要は減少してきている。なお、地域内の画地規模に大小があり一概に需要の中心となる価格帯は見出せない状況である。
一般的要因亘理町の商業地では、郊外の大型商業施設等が集客力を強め、既存の商業地域では顧客流出が進み、住宅転用の動きも少なく、需要は減少傾向にある。

環境情報

地形・地質

半固結・固結堆積物

不均質かつ未固結な土塊類（あるいは岩塊類）から構成されルーズな土地、斜面はしばしば土砂災害の原因となる。

三角州性低地

河川の土砂が河口付近に堆積して形成された平野部分であり、長期スパンで見れば洪水の被害に合うリスクの高い地域である。 また、地震に対する地盤の強度も十分ではない。 農業用地として優れているが居住には耐えない。 このような土地を開発してリスクを十分に説明せずに居住用に販売する会社が存在することは嘆かわしいことである。

「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」：2点(5点満点中)

土地利用・植生宅地
土壌泥炭土壌
黄砂エアロゾルPM10の飛散は国内においては比較的少ない。PM2.5の飛散については特に少ないというわけでは無いため対策が必要。
緯度・軽度東経 38度0341377
北緯 140度8545534

参考：該当物件周辺マップ

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宮城県亘理郡亘理町字新町２１番２宮城県亘理郡亘理町荒浜字御狩屋１５９番６２宮城県亘理郡亘理町字五日町１７番外宮城県亘理郡亘理町逢隈神宮寺字一郷１５８番外宮城県亘理郡亘理町逢隈神宮寺字一郷２７１番２外

参考：近隣駅の地価相場

亘理駅(地価相場 34,000円/㎡)逢隈駅(地価相場 37,500円/㎡)

引用

国土交通省鑑定評価書
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