北海道登別市登別東町２丁目６番１４(登別駅・富浦駅エリア)の不動産鑑定評価書(2017年01月01日地価公示)


11,400円

2017年01月01日に行った北海道登別市登別東町２丁目６番１４の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を11,400円/㎡としました。

北海道登別市登別東町２丁目６番１４の地価推移のグラフ

不動産鑑定結果

調査基準日2017年01月01日
所在及び地番北海道登別市登別東町２丁目６番１４
住居表示 
価格11,400円/㎡
交通施設、距離登別、280m
地積283㎡
形状(1.2:1.0)
利用区分、構造建物などの敷地、W(木造)2F
利用現況住宅
給排水等状況ガス・水道・下水
周辺の土地の利用現況一般住宅等が建ち並ぶ利便性の良い住宅地域
前面道路の状況北東6.0m市道
その他の接面道路 
用途区分、高度地区、防火・準防火第一種住居地域
建ぺい率、容積率60(%),200(%)
都市計画区域区分市街化区域
森林法、公園法、自然環境等 

小林永佳氏による調査レポート

不動産鑑定士小林永佳
価格11,400円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因登別駅を核とした地域は人口減、高齢化等が進んでおり供給数も多い。宅地の引き合いは弱く、かつ転入者も少ないため地価は大きく下落している。
地域要因の将来予測登別駅に近い旧来からの既成住宅地域である。地区内人口の減少、少子高齢化が進み宅地需要は大きく落ち込んでいる。今後もこの傾向が続くと見込まれ、地価は下落が継続するものと予測する。
市場の特性同一需給圏は登別駅を核とした住宅地域で、主たる需要者は登別温泉等に勤務する従業員等、当該地区に職場等がある個人が戸建住宅の建築を目的として取得している。また当該地域は地縁的選好性が強く働く地域性のため、他の地区からの転入者は少ない。当該地域は登別駅に近いものの、地域全体で宅地需要が弱く売り物件も多数存在している。なお土地は300∼400万円程度、中古住宅は築年にもよるが500万円前後が需要の中心である。
一般的要因人口減、少子高齢化が進んでいる。アベノミクス等効果にも陰りが見られ、市内全体としては未だ景気回復に至っていない。

髙橋総生氏による調査レポート

不動産鑑定士髙橋総生
価格11,500円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因地域の商店街が衰退するなど利便性が低下している。住宅需要は弱く、地価は下落が続いている。
地域要因の将来予測登別駅に近い既成住宅地域としての現状を維持すると見込む。周辺の商店街が衰退するなど利便性が低下しており、地域は衰退傾向である。地価は下落が続くと予測する。
市場の特性同一需給圏は登別駅利用圏の住宅地域の圏域。需要者は地元居住者、特に登別温泉への通勤者が中心である。同一需給圏外からの転入は少ない。登別駅に近く以前は温泉街への観光客で栄えたが、現在は周辺商店街が衰退し、利便性が低下している。地域人口の減少や高齢化により宅地需要は非常に弱い。画地規模に幅があり土地は250万∼350万円程度、新築は少なく、古い中古住宅で600万円前後が需要の中心となる価格帯である。
一般的要因道内地方経済の低迷等から不動産需要の減退が長期化しており、市内の地価水準は弱含みで推移している。

環境情報

地形・地質

三角州性低地

河川の土砂が河口付近に堆積して形成された平野部分であり、長期スパンで見れば洪水の被害に合うリスクの高い地域である。 また、地震に対する地盤の強度も十分ではない。 農業用地として優れているが居住には耐えない。 このような土地を開発してリスクを十分に説明せずに居住用に販売する会社が存在することは嘆かわしいことである。

「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」：2点(5点満点中)

土地利用・植生宅地
黄砂エアロゾルPM10の飛散は国内においては比較的少ない。PM2.5の飛散については特に少ないというわけでは無いため対策が必要。
緯度・軽度東経 42度4515453
北緯 141度1774899

参考：該当物件周辺マップ

緑ピンクリックで他地域が見れます

北海道登別市美園町３丁目２６番１北海道登別市登別東町２丁目２６番１北海道登別市富浦町２丁目２２番２

参考：近隣駅の地価相場

登別駅(地価相場 5,300円/㎡)富浦駅(地価相場 7,350円/㎡)虎杖浜駅(地価相場 8,350円/㎡)

引用

国土交通省鑑定評価書
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