26,600円
2017年01月01日に行った広島県江田島市江田島町切串3丁目12261番19(広島県江田島市切串3−6−8)の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を26,600円/㎡としました。
調査基準日 | 2017年01月01日 |
---|---|
所在及び地番 | 広島県江田島市江田島町切串3丁目12261番19 |
住居表示 | 切串3−6−8 |
価格 | 26,600円/㎡ |
交通施設、距離 | 西沖桟橋、150m |
地積 | 354㎡ |
形状 | 台形(1.0:2.5) |
利用区分、構造 | 建物などの敷地、W(木造)2F |
利用現況 | 住宅 |
給排水等状況 | ガス・水道・下水 |
周辺の土地の利用現況 | 一般住宅のほか農地も多く見られる住宅地域 |
前面道路の状況 | 東4.0m市道 |
その他の接面道路 | |
用途区分、高度地区、防火・準防火 | |
建ぺい率、容積率 | 70(%),400(%) |
都市計画区域区分 | (都)都市計画区域 |
森林法、公園法、自然環境等 |
不動産鑑定士 | 上西浩尚 |
---|---|
価格 | 26,500円/㎡ |
個別的要因 | 個別的要因に変動はない。 |
地域要因 | 特段の地域的変動要因は見あたらないが、小用方面に向かうバスが予約制マイクロバスであるなど、交通利便性が低下している。 |
地域要因の将来予測 | 広島市方面への玄関口である西沖桟橋に近く、古くからの住宅地域である。高齢化や人口減少が進んできており、公共交通網が縮小となっている状況もあり、当面は不動産需要の低迷が続くと思われる。 |
市場の特性 | 同一需給圏については、概ね江田島市内の住宅地。需要者の中心は圏域内に地縁性をもつ居住者が殆どを占めている。以前にあったような広島市からの転入者や他地区からの転入者も少ない。古家付住宅の取引や格安取引が見られる程度で、需要も少なく弱含みで推移している。需要の中心価格帯は見い出しにくいが強いて挙げれば、土地は200㎡で550万円程度、新築戸建で2000万円弱程度と思われる。 |
一般的要因 | 広島県の景気は緩やかに回復し、設備・住宅投資は緩やかに増加している。江田島市の人口は年間1.6%の減少、江田島町は約2.4%減少。 |
不動産鑑定士 | 丸本創史 |
---|---|
価格 | 26,700円/㎡ |
個別的要因 | 個別的要因に変動はない。 |
地域要因 | 広島市内へのフェリー便にも比較的恵まれた切串港に近い住宅地であるが、高齢化が進み転入も稀で住宅需要は弱い。 |
地域要因の将来予測 | 切串港に近く、広島へのフェリー便も一定程度あり、利便性は認められるものの、北部地区は島内のバス便が減少傾向にあり利便性の低下も含め、需要の低迷傾向は今後も続くと推測される。 |
市場の特性 | 同一需給圏は江田島市内の全域の住宅地域で、中でも旧江田島町がその圏域中心である。需要者は地縁関係が強い島嶼部でもあり、外からの転入はほとんど期待出来ない。立地条件ではフェリー桟橋にも近いため利便性が良く、また居住環境も良好な江田島市の中では相対的に優良な住宅地域である。需要が低調なため動きが鈍いが、取引の中心価格帯は、土地200㎡で550万円、新築戸建で2,000万円程度までと見られる。 |
一般的要因 | 金融緩和の影響もあり、利便性の高いエリアでの不動産市況は回復傾向が顕著であるが、高齢化の進む江田島市は低迷傾向が続いている。 |
地形・地質 | 三角州性低地河川の土砂が河口付近に堆積して形成された平野部分であり、長期スパンで見れば洪水の被害に合うリスクの高い地域である。 また、地震に対する地盤の強度も十分ではない。 農業用地として優れているが居住には耐えない。 このような土地を開発してリスクを十分に説明せずに居住用に販売する会社が存在することは嘆かわしいことである。 「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」:2点(5点満点中) |
---|---|
土地利用・植生 | 宅地 |
黄砂エアロゾル | PM10及びPM2.5の飛散それぞれ認められるため、対応が必要。 |
緯度・軽度 | 東経 34度2829425 北緯 132度4757596 |
緑ピンクリックで他地域が見れます
国土交通省鑑定評価書
PDF ダウンロード