北海道名寄市風連町大町85番16(風連駅・瑞穂駅エリア)の不動産鑑定評価書(2017年01月01日地価公示)


4,900円

2017年01月01日に行った北海道名寄市風連町大町85番16の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を4,900円/㎡としました。

北海道名寄市風連町大町85番16の地価推移のグラフ

不動産鑑定結果

調査基準日2017年01月01日
所在及び地番北海道名寄市風連町大町85番16
住居表示 
価格4,900円/㎡
交通施設、距離風連、450m
地積396㎡
形状(1.0:2.0)
利用区分、構造建物などの敷地、W(木造)2F
利用現況住宅
給排水等状況ガス・水道・下水
周辺の土地の利用現況中規模一般住宅が多い閑静な住宅地域
前面道路の状況北西14.0m市道
その他の接面道路 
用途区分、高度地区、防火・準防火第一種住居地域
建ぺい率、容積率60(%),200(%)
都市計画区域区分(都)都市計画区域
森林法、公園法、自然環境等 

奥村篤氏による調査レポート

不動産鑑定士奥村篤
価格4,900円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因旧風連町の市街地は人口減と高齢化等が著しく、宅地需要は乏しく、地価下落傾向が続いている。
地域要因の将来予測風連地区市街地中心部の北東側、国道背後に位置する戸建住宅地域であり、地域内に大きな変動はない。商店街・JR駅等に近く利便性は良いが、風連地区の住宅需要は弱く、地価水準は下落傾向で推移すると予測する。
市場の特性同一需給圏は、風連地区市街地の住宅地域全域と判定した。需要者は風連地区の居住者が大半であり、地区外からの転入者はまれである。風連町が名寄市に吸収されてから衰退傾向が進み、再開発がなされたものの土地取引の動きは弱い。地価は若干の下落傾向が継続している。需要の中心となる価格帯は取引が少ないため見極めがたいが、土地は400㎡程度で総額200万円程度、新築の戸建物件は概ね2000万円程度と思われる。
一般的要因名寄市は利便性の優る住宅地を中心に需要は安定しているが、風連地区については需要が弱い状態が続いている。

石川陽三氏による調査レポート

不動産鑑定士石川陽三
価格4,800円/㎡
個別的要因特に変化はない。
地域要因地域要因に特段の変容はない。合併効果に乏しく、旧風連市街地は総じて合併前の価格形成要因に支配される。
地域要因の将来予測当面現状の地域環境で推移していくものと予測する。合併前の旧風連町市街地は昨年度に高齢化率40%を突破、市街地の宅地需要は弱く、地価は弱含みで推移していくものと予測する。
市場の特性同一需給圏は合併前の旧風連市街地内の住宅地域一円に及び、価格帯がやや良好な住宅地域との間において代替性が強い。旧名寄市街への転出はみられるが、逆の動きはほとんどみられず、需要者は風連市街地内の居住者にほぼ限定される。人口減、高齢化の問題を抱え、風連市街地内の宅地需要は長期にわたり低迷を続けている。取引の中心となる価格帯は土地で総額100∼150万円前後、200万を超える土地に対する引き合いは弱い。
一般的要因台風被害は軽微、もち米は豊作であったが、担い手の高齢化、減少に伴い地域経済は振るわず、宅地需要は旧名寄市街とは異なる低迷状況が続く。

環境情報

地形・地質

扇状地性低地

谷の出口など、河川流域の扇状の平地のことである。土地開発は非常に容易であり、造成地の地盤は一般的利用に耐えるものである。 地形性質上洪水や土石流の危険がある地域であり、上流のダム決壊や歴史的豪雨等、数十年から数百年に一度レベルの災害が発生した際には被害地域となる恐れがある。

「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」:3点(5点満点中)

土地利用・植生宅地
土壌泥炭土壌
黄砂エアロゾルPM10の飛散は国内においては比較的少ない。PM2.5の飛散については特に少ないというわけでは無いため対策が必要。
緯度・軽度東経 44度2953542
北緯 142度4214067

参考:該当物件周辺マップ

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参考:近隣駅の地価相場

風連駅(地価相場 4,250円/㎡)瑞穂駅(地価相場 4,250円/㎡)

引用

国土交通省鑑定評価書
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