福島県双葉郡広野町大字上浅見川字桜田７２番(広野駅・末続駅エリア)の不動産鑑定評価書(2017年01月01日地価公示)


20,500円

2017年01月01日に行った福島県双葉郡広野町大字上浅見川字桜田７２番の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を20,500円/㎡としました。

福島県双葉郡広野町大字上浅見川字桜田７２番の地価推移のグラフ

不動産鑑定結果

調査基準日2017年01月01日
所在及び地番福島県双葉郡広野町大字上浅見川字桜田７２番
住居表示 
価格20,500円/㎡
交通施設、距離広野、750m
地積258㎡
形状台形(1.0:1.5)
利用区分、構造建物などの敷地、W(木造)2F
利用現況住宅
給排水等状況ガス・水道・下水
周辺の土地の利用現況一般住宅、併用住宅等が混在する既成住宅地域
前面道路の状況北西7.0m県道
その他の接面道路 
用途区分、高度地区、防火・準防火 
建ぺい率、容積率60(%),200(%)
都市計画区域区分(都)都市計画区域
森林法、公園法、自然環境等 

星勝行氏による調査レポート

不動産鑑定士星勝行
価格20,500円/㎡
個別的要因 特に変動要因は認められない。
地域要因 町民の帰還が進み、イオン出店や駅東開発・県道広野小高線北迫工区の開通等により、利便性が向上し、周辺は活性化している。
地域要因の将来予測 町中心部の一角に位置する既成住宅地であり、今後も現状を維持すると予測する。原発事故・復興関連事業者等により宅地需要は比較的堅調で、地価は当面若干の強含み傾向で推移すると見られる。
市場の特性 同一需給圏は広野町及びその周辺市町の住宅地・混在地。需要者の中心は、同一需給圏内に地縁性をもつ居住者等であり、震災後は原発事故収束や復興事業関連の事業者が含まれる。ホテルや事業所及びその宿舎の需要が多いが、これに見合う規模の宅地の供給は少なく、山林・農地等からの用途転換による宅地化が増加しており、地縁的選好性の強い既成住宅地においても需要は回復している。画地規模が様々で需要の中心となる一定の価格帯は見出し難い。
一般的要因 現住人口は震災前の水準に回復し、イオンの出店や広野駅東側開発整備事業等様々な復興事業が進行して不動産需要は堅調に推移している。

遠藤盛英氏による調査レポート

不動産鑑定士遠藤盛英
価格20,500円/㎡
個別的要因方位による競争力への影響は殆ど認められない。
地域要因復興事業等により住宅地としての利便性は増加している。
地域要因の将来予測従来からの利便性が良好な県道沿いにあって、比較的安定した宅地需要が見込まれていた住宅地域で、今後も復興事業等の進行に併せ、地価も上昇傾向に推移してゆくものと予測する。
市場の特性同一需給圏は、広野町内の住宅地域を中心に、周辺市町の住宅地域に亘るものと判断する。主たる需要者は、地縁的選好性を有する居住者等で、その他復興関連事業者等も見られる。公設商業施設及び広野駅東口のテナントビルの開所をはじめとする復興事業が進展しており、不動産市場回復への期待も高まっている。取引される規模、価格帯はまちまちであり、市場の中心価格帯は見いだせない。
一般的要因広野町民の帰還者数が増加している。町役場前に公設商業施設の出店等、復興事業が施行されている。

環境情報

地形・地質

三角州性低地

河川の土砂が河口付近に堆積して形成された平野部分であり、長期スパンで見れば洪水の被害に合うリスクの高い地域である。 また、地震に対する地盤の強度も十分ではない。 農業用地として優れているが居住には耐えない。 このような土地を開発してリスクを十分に説明せずに居住用に販売する会社が存在することは嘆かわしいことである。

「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」：2点(5点満点中)

土地利用・植生畑,宅地,水田
黄砂エアロゾルPM10の飛散は国内においては比較的少ない。PM2.5の飛散については特に少ないというわけでは無いため対策が必要。
緯度・軽度東経 37度2068319
北緯 140度9948165

参考：該当物件周辺マップ

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福島県双葉郡広野町大字下北迫字折返４１番福島県双葉郡広野町中央台２丁目１番９福島県双葉郡広野町大字上浅見川字大谷内１９番福島県双葉郡広野町大字下北迫字東町３１番福島県双葉郡広野町大字折木字大平９１番７

参考：近隣駅の地価相場

広野駅(地価相場 19,450円/㎡)末続駅(地価相場 20,500円/㎡)

引用

国土交通省鑑定評価書
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