長野県飯田市川路８６０番３(川路駅・天竜峡駅エリア)の不動産鑑定評価書(2017年01月01日地価公示)


12,700円

2017年01月01日に行った長野県飯田市川路８６０番３の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を12,700円/㎡としました。

長野県飯田市川路８６０番３の地価推移のグラフ

不動産鑑定結果

調査基準日2017年01月01日
所在及び地番長野県飯田市川路８６０番３
住居表示 
価格12,700円/㎡
交通施設、距離川路、530m
地積498㎡
形状台形(1.2:1.0)
利用区分、構造建物などの敷地、W(木造)2F
利用現況住宅
給排水等状況ガス・水道・下水
周辺の土地の利用現況農家住宅の建ち並ぶ古くからの住宅地域
前面道路の状況西4.3m市道
その他の接面道路 
用途区分、高度地区、防火・準防火 
建ぺい率、容積率60(%),100(%)
都市計画区域区分(都)都市計画区域
森林法、公園法、自然環境等 

今牧一宏氏による調査レポート

不動産鑑定士今牧一宏
価格12,700円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因川路地区は農家集落的な色彩が濃く、前年に比べ特に大きな地域要因の変動は見られない。
地域要因の将来予測JR川路駅周辺の区画整理地区に隣接する既存の農家集落地域であり，新規参入は見られず，昨今の景気低迷も反映して弱含みで推移すると予測される。
市場の特性同一需給圏は、飯田市街地の南方に位置する郊外の農家集落地域であり、川路地区の住宅地域に強い代替性が認められる。需要者の中心は、近隣周辺地域に地縁性を有する居住者である。三遠南信自動車道天龍峡ICの供用開始に伴い当地域周辺で一部宅地化が進んでいるものの、昨今の景気低迷による需要の減少から地価は下落傾向を続けている。市場における中心価格帯は、土地のみの総額で600万円前後である。
一般的要因人口は減少傾向で、その減少率・高齢化率ともに県平均を上回り、取引件数はやや増加傾向にある。住宅地の価格下落率は概ねやや緩和傾向にある。

寺沢秀文氏による調査レポート

不動産鑑定士寺沢秀文
価格12,700円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因宅地化が進みつつあるも、需要に対して供給過剰気味にて弱含みにて推移。リニア新幹線事業による当地域地価への影響はほとんど認められない。
地域要因の将来予測当該地域は飯田市の南部、天竜川の右岸にある古くからの農家集落地域で、周辺地域は開発が進み、区画整理事業が終了しているも、需要に対して供給過剰傾向にて地価は引き続き弱含みにて推移するものと予測する。
市場の特性 同一需給圏は、飯田市の南部郊外の川路地区及び伊豆木、竜江、竜丘、下久堅地区等の農家集落地域の一円。需要者の中心は近隣周辺地域に地縁性を有する飯田市南部地区居住者並びに下伊那郡南部町村からの転入者層である。近年、徐々に宅地化が進みつつあるも、地域地価動向は総じて弱含み傾向にある。需給の中心価格帯は土地は総額で500∼700万円程度を中心。リニア中央新幹線事業による当地域地価への影響は特には認められない。
一般的要因総体的には景気の先行きに対する不透明感等があるも大都市部等では地価回復基調にある。但し、地方地価は一部を除き総体的には低迷基調にある。

環境情報

地形・地質

扇状地性低地

谷の出口など、河川流域の扇状の平地のことである。土地開発は非常に容易であり、造成地の地盤は一般的利用に耐えるものである。 地形性質上洪水や土石流の危険がある地域であり、上流のダム決壊や歴史的豪雨等、数十年から数百年に一度レベルの災害が発生した際には被害地域となる恐れがある。

「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」：3点(5点満点中)

砂礫台地

砂礫・岩質の土質でできた起伏の少ない地形のことである。土地開発は容易であり、造成地の地質は比較的強固である。

「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」：3点(5点満点中)

土地利用・植生宅地
黄砂エアロゾルPM10の飛散は国内においては比較的少ない。PM2.5の飛散については特に少ないというわけでは無いため対策が必要。
緯度・軽度東経 35度4554931
北緯 137度8134923

参考：該当物件周辺マップ

緑ピンクリックで他地域が見れます

長野県飯田市鼎中平２２３６番５長野県飯田市川路８６０番３

参考：近隣駅の地価相場

川路駅(地価相場 12,700円/㎡)天竜峡駅(地価相場 12,700円/㎡)時又駅(地価相場 28,800円/㎡)千代駅(地価相場 12,700円/㎡)駄科駅(地価相場 28,800円/㎡)

引用

国土交通省鑑定評価書
PDF ダウンロード