石川県小松市粟津町ワ１３番(粟津駅エリア)の不動産鑑定評価書(2016年01月01日地価公示)


34,500円

2016年01月01日に行った石川県小松市粟津町ワ１３番の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を34,500円/㎡としました。

石川県小松市粟津町ワ１３番の地価推移のグラフ

不動産鑑定結果

調査基準日2016年01月01日
所在及び地番石川県小松市粟津町ワ１３番
住居表示 
価格34,500円/㎡
交通施設、距離粟津、3,800m
地積284㎡
形状台形(1.0:2.5)
利用区分、構造建物などの敷地、S(鉄骨造)3F
利用現況店舗兼住宅
給排水等状況ガス・水道・下水
周辺の土地の利用現況中小規模の飲食店等が建ち並ぶ温泉街の商業地域
前面道路の状況北4.0m市道
その他の接面道路 
用途区分、高度地区、防火・準防火商業地域
建ぺい率、容積率80(%),400(%)
都市計画区域区分市街化区域
森林法、公園法、自然環境等 

寺田正成氏による調査レポート

不動産鑑定士寺田正成
価格34,500円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因既存旅館の不振の影響が大きく、温泉商業地の需要の低迷が続いているため、地価は依然弱含み傾向にあるが、温泉客数の増加で持ち直している。
地域要因の将来予測粟津温泉商店街であり、温泉商業地に対する需要が低迷しているほか、住宅地としての転換も不向きで需要の回復は当面見込めないが、浴客数の増加で、地価水準は引き続き弱含み乃至は横這いで推移するものと予測する。
市場の特性同一需給圏は粟津温泉地区の幹線街路沿いもしくは幹線街路背後の店舗が多い旧来からの商業地域。需要者の中心は同一需給圏内に地縁性を持つごく限定された個人事業者であり、経営者の高齢化・営業不振などから供給圧力も強く、また、温泉旅館の倒産が相次いだことから、更に需要が減退し、取引事例も見当たらない状況である。
一般的要因倒産老舗旅館が低価格旅館となり、温泉の宿泊客数は微増しているが、客単価の低下で、悪い景況が続き普通商業地にも影響している。

上内惠治氏による調査レポート

不動産鑑定士上内惠治
価格34,500円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因新幹線開業効果で入込客は増加したが、温泉街自体小規模で集積が少なく、温泉業の回復は未知数である。街路拡幅事業が施工中である。
地域要因の将来予測粟津温泉街中心部の従来からの商業地域である。主として飲食店舗等が多くみられるが商業集積は小さく、また近時の既存温泉旅館の不振により店舗地需要も多くない。今後道路拡福による街路修景の改善が期待される。
市場の特性同一需給圏は粟津地区を中心とする小松市一円の路線商業地域及び近隣商業地域。需要者は主として温泉関係事業者や粟津地区等の市南部に地縁を有する商業者等が中心とみられる。対象地域は温泉街中心部にあって中低層の飲食店舗等が立地するが、商業集積は少なく繁華性は乏しい。市場は既存旅館業の低迷傾向等を反映して需給ともに少なく、価格も横這いないし下落傾向にある。取引が少なく土地需要の中心価格帯は見いだせない状況である。
一般的要因粟津温泉入込客は若干改善したが、既存旅館の不振が続く構造的要因に大きな変化はない。景気回復の実感も少なく、全般に低迷が続いている。

環境情報

地形・地質

扇状地性低地

谷の出口など、河川流域の扇状の平地のことである。土地開発は非常に容易であり、造成地の地盤は一般的利用に耐えるものである。 地形性質上洪水や土石流の危険がある地域であり、上流のダム決壊や歴史的豪雨等、数十年から数百年に一度レベルの災害が発生した際には被害地域となる恐れがある。

「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」：3点(5点満点中)

火山岩

火山岩で出来た土地。地盤の形成された時期によっては土砂災害のリスクが有る。地形性質上過去に火山災害のあったエリアであるため、現在もそのリスクが無いかの確認が必要。

土地利用・植生宅地
黄砂エアロゾルPM10及びPM2.5の飛散それぞれ認められるため、対応が必要。
緯度・軽度東経 36度3301303
北緯 136度4462844

参考：該当物件周辺マップ

緑ピンクリックで他地域が見れます

石川県小松市希望丘１番３２石川県小松市殿町２丁目３２番石川県小松市津波倉町ネ４３番１外

参考：近隣駅の地価相場

粟津駅(地価相場 21,600円/㎡)

引用

国土交通省鑑定評価書
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