福島県南相馬市小高区上町1丁目99番2外(小高駅エリア)の不動産鑑定評価書(2017年01月01日地価公示)


17,000円

2017年01月01日に行った福島県南相馬市小高区上町1丁目99番2外の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を17,000円/㎡としました。

福島県南相馬市小高区上町1丁目99番2外の地価推移のグラフ

不動産鑑定結果

調査基準日2017年01月01日
所在及び地番福島県南相馬市小高区上町1丁目99番2外
住居表示 
価格17,000円/㎡
交通施設、距離小高、1,100m
地積217㎡
形状台形(1.0:2.0)
利用区分、構造建物などの敷地、W(木造)2F
利用現況住宅
給排水等状況ガス・水道・下水
周辺の土地の利用現況市道沿いに一般住宅が建ち並ぶ住宅地域
前面道路の状況南西8.0m市道
その他の接面道路背面道
用途区分、高度地区、防火・準防火第一種住居地域
建ぺい率、容積率60(%),200(%)
都市計画区域区分(都)都市計画区域
森林法、公園法、自然環境等 

岩渕大毅氏による調査レポート

不動産鑑定士岩渕大毅
価格17,000円/㎡
個別的要因方位の優位性や形状等の画地条件、街路条件より、競争力は普通程度と認められる。
地域要因震災以前より広幅員の市道沿いに位置する住宅地域であり、小高区市街地内においては比較的帰還が進んでいる地域となっている。
市場の特性同一需給圏は小高区内住宅地域一円で、特に中心市街地内の住宅地域との代替競争関係が強く、需要者は小高区に地縁的選好性を有する旧来からの居住者が主である。避難指示の解除はなされたものの、住民の帰還率は低水準となっている。今後小中学校や医療機関の再開が実現すれば若年層の帰還も進み、不動産取引も増加して行くと予想されるものの、地価の先行きは不透明である。震災後は特に取引される画地規模が様々で、需要の中心となる価格帯は見出し難い。
一般的要因地方圏においては人口減等の要因を背景に特に郊外部において地価の上昇要因に乏しく、住宅地一画地の規模は単価と総額の関係より縮小傾向にある。

岩城恭子氏による調査レポート

不動産鑑定士岩城恭子
価格17,000円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因小高駅前通りを核としたコンパクトなまちづくりの整備事業が進行中で、中心部に立地する当地域は帰還率が他地域に比べ比較的高い。
市場の特性同一需給圏は小高区内の住宅地域で、中でも小高区中心市街地の住宅地と競合関係が強い。震災前は圏内居住者の世帯分離や買替等の地縁・血縁者による売買が中心であったが、原発事故に伴う避難指示により取引はほとんどなくなった。平成27年春頃から避難指示解除を見込んだ帰還者等による不動産取得の動きが見られ始めたが、取引価格は様々で、中心となる価格帯の把握は困難である。
一般的要因避難指示(帰還困難区域除く)が昨年7月に解除、常磐線原ノ町・小高間が再開。小高区の居住率は約10%で、今春、小高小・中学校が再開予定。

環境情報

地形・地質

火山灰台地

火山灰土に覆われた起伏の少ない地形のことである。土地開発は容易であり、造成地の地盤は一般的利用に耐えるものである。

「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」:3点(5点満点中)

半固結・固結堆積物

不均質かつ未固結な土塊類(あるいは岩塊類)から構成されルーズな土地、斜面はしばしば土砂災害の原因となる。

土地利用・植生水田
黄砂エアロゾルPM10の飛散は国内においては比較的少ない。PM2.5の飛散については特に少ないというわけでは無いため対策が必要。
緯度・軽度東経 37度572193
北緯 141度0145042

参考:該当物件周辺マップ

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福島県相馬郡小高町大字塚原字沼ノ上135番

参考:近隣駅の地価相場

小高駅(地価相場 17,000円/㎡)

引用

国土交通省鑑定評価書
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