大阪府大阪市平野区長吉出戸２丁目９０番６(出戸駅・長原駅エリア)の不動産鑑定評価書(2017年01月01日地価公示)


175,000円

2017年01月01日に行った大阪府大阪市平野区長吉出戸２丁目９０番６(大阪府東大阪市長吉出戸２−１−４４)の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を175,000円/㎡としました。

大阪府大阪市平野区長吉出戸２丁目９０番６の地価推移のグラフ

不動産鑑定結果

調査基準日2017年01月01日
所在及び地番大阪府大阪市平野区長吉出戸２丁目９０番６
住居表示長吉出戸２−１−４４
価格175,000円/㎡
交通施設、距離出戸、730m
地積94㎡
形状(1.0:2.5)
利用区分、構造建物などの敷地、S(鉄骨造)3F
利用現況住宅
給排水等状況ガス・水道・下水
周辺の土地の利用現況小規模一般住宅、共同住宅等が混在する住宅地域
前面道路の状況東8.5m市道
その他の接面道路 
用途区分、高度地区、防火・準防火第一種住居地域、準防火地域
建ぺい率、容積率80(%),200(%)
都市計画区域区分市街化区域
森林法、公園法、自然環境等 

市野重夫氏による調査レポート

不動産鑑定士市野重夫
価格175,000円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因戸建住宅とマンションが混在する住宅地域で周辺には農地も介在するが宅地開発の動きはない。地価は弱含みで推移している。
地域要因の将来予測公営住宅に隣接して戸建住宅、共同住宅が混在する住宅地域で、今後とも現状の住環境に変化はないと予測する。住宅地としての選好度がやや低く、地価は緩やかな下落傾向が続くものと予測する。
市場の特性同一需給圏は、おおむね平野区及び周辺区内の地下鉄谷町線、JR関西本線沿線の住宅地域。需要者の中心は、平野区内の居住者で、他区及び他市からの転入は少ない。周辺には未利用地も見られるが大規模な宅地開発は計画されておらず、土地取引件数は低位で推移している。土地は100㎡前後で1700万円程度、新築戸建物件は3000万円台前半を中心に取引されている。
一般的要因平野区の住宅地は地下鉄平野駅又は喜連瓜破駅周辺は上昇している。出戸、長原駅周辺の南部は下落傾向で、その他は横ばいで推移している。

山内正己氏による調査レポート

不動産鑑定士山内正己
価格175,000円/㎡
個別的要因個別的要因に変動はない。
地域要因住宅のほか、工場、畑も残る混在地域で、平野駅周辺と比較し利便性が低いことから、地価の下げ幅は縮小傾向にあるものの、依然下落傾向にある。
地域要因の将来予測小規模一般住宅、共同住宅等が混在する住宅地域で、特段地域要因の変動は見られず、当面現状を維持するものと思料される。地価は引き続き緩やかな下落傾向で推移するものと予測する。
市場の特性同一需給圏は、地下鉄谷町線、JR関西本線、近鉄南大阪線沿いの平野区及びその周辺市区の圏域に存する住宅地域である。需要者は平野区居住者及び当地域に地縁性を有する者が中心で、圏外からの転入者は少ない。小規模開発による建売住宅や個人間の中古住宅取引が主体となる。周辺環境等より選好性がやや劣るため、地価は引き続き下落傾向にある。新築戸建住宅の中心価格帯は、土地100㎡程度で総額3，000万円前後である。
一般的要因景気の回復基調が続く中、利便性の高い住宅地域の地価は上昇傾向にある一方、利便性の低い住宅地域の地価は緩やかな下落傾向にある。

引用

国土交通省鑑定評価書
PDF ダウンロード