35,100円
2016年01月01日に行った長野県長野市若穂綿内字麦在家8678番14の不動産鑑定評価の結果、該当不動産の地価を35,100円/㎡としました。
調査基準日 | 2016年01月01日 |
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所在及び地番 | 長野県長野市若穂綿内字麦在家8678番14 |
住居表示 | |
価格 | 35,100円/㎡ |
交通施設、距離 | 長野、8,500m |
地積 | 330㎡ |
形状 | (1.2:1.0) |
利用区分、構造 | 建物などの敷地、W(木造)2F |
利用現況 | 住宅 |
給排水等状況 | ガス・水道・下水 |
周辺の土地の利用現況 | 中規模一般住宅、アパートが混在する住宅地域 |
前面道路の状況 | 南東6.0m市道 |
その他の接面道路 | |
用途区分、高度地区、防火・準防火 | 第一種住居地域 |
建ぺい率、容積率 | 60(%),200(%) |
都市計画区域区分 | 市街化区域 |
森林法、公園法、自然環境等 |
不動産鑑定士 | 奥村淳 |
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価格 | 35,000円/㎡ |
個別的要因 | 個別的要因に変動はない。南東道路で居住快適性が優れる。画地規模が大きいが当該地域内では標準的で総額としても需要の競争力自体に変化はない。 |
地域要因 | 周辺の新規分譲単価に高めのものが散見されるが、地積は60坪台と小型化しており、総額も1000万円がほぼ上限。 |
地域要因の将来予測 | 古い住宅団地で熟成しており今後も現状維持と予測する。長野電鉄屋代線廃線以降、若穂地区の衰退傾向が一層強まり人口減少率も高位。画地規模も大きく総額的割安感には程遠く地価は下落が続くものと予測する。 |
市場の特性 | 同一需給圏は長野市の若穂、松代及び須坂市西寄りの郊外住宅地域。需要者は当圏域内に何らかの地縁的選好性を持つ者にほぼ限定される。鉄道駅がなく長野市や須坂市の中心部への時間的距離が遠く交通利便性の欠如から住環境は良好とは言えない。競合関係にある他市域の住宅地域と比較して劣後感があり需要増は見込めない。100坪程度での土地価額は1000万円前後、新築の戸建物件は総額2400万円程度が一般的な需要の限界と思われる。 |
一般的要因 | 市の人口は微減、世帯数は微増。景気浮揚の実感に乏しいが、金利低下、住宅ローン減税等により下落一辺倒から下げ止まり気配の様相を呈してきた。 |
不動産鑑定士 | 齋藤隆 |
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価格 | 35,200円/㎡ |
個別的要因 | 近隣地域内の標準的な土地であり、個別的に特段の市場性の変化は生じていない。 |
地域要因 | 千曲川南東側の綿内地区の人口は減少傾向にある。交通利便性等が劣り価格は弱含みで推移しているが、周辺のミニ開発では高価格取引も見られる。 |
地域要因の将来予測 | 戸建住宅を中心にアパートも混在する郊外の既成住宅地域であり今後も現状維持と予測する。犀北地区に比べた割安感もあって近年のミニ開発による小規模宅地の需要は比較的堅調であり、地価は下落率縮小と予測する。 |
市場の特性 | 同一需給圏は若穂・松代地区等の長野市南東部郊外の住宅地域であり、需要者の中心は長野市及び周辺市町の居住者等である。圏内では未利用地や農地を転用した小規模な宅地開発が行われており、市街地近郊の住宅地に比べた割安感から需要は比較的堅調な模様である。土地は1,000万円前後、新築物件は2,500万円程度を中心に取引が行われている。 |
一般的要因 | 長野県経済の緩やかな回復と北陸新幹線開業による長野市拠点化の動き等もあり、利便性の高い市内住宅地域では価格は回復傾向にある。 |
地形・地質 | 扇状地性低地谷の出口など、河川流域の扇状の平地のことである。土地開発は非常に容易であり、造成地の地盤は一般的利用に耐えるものである。 地形性質上洪水や土石流の危険がある地域であり、上流のダム決壊や歴史的豪雨等、数十年から数百年に一度レベルの災害が発生した際には被害地域となる恐れがある。 「国土交通省 地震に対する地盤の安全性 地形分類の評点」:3点(5点満点中) |
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土地利用・植生 | 宅地,水田 |
土壌 | グライ土壌 |
黄砂エアロゾル | PM10の飛散は国内においては比較的少ない。PM2.5の飛散については特に少ないというわけでは無いため対策が必要。 |
緯度・軽度 | 東経 36度621217 北緯 138度2561848 |
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国土交通省鑑定評価書
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